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五条「お前凄いな」
夏油「悟が褒めるなんて珍しいね」
家入「槍でもふるか?」
訓練として体術を教えてもらう中で何度目か分からないくらい転がされた後唐突に褒められた
五条「まじでなんも良いとこがねえ。呪力0の奴なんて初めて見たし体力もねえしセンスもない。すげぇ雑魚」
夏油「悟。言わなくていい事と言うものがあるだろう」
家入「どっちもクズだよ」
五条さんの言うように私は何をしても平均以下だった
呪力がないからもちろん術式とかも使えないしつい数日前まで部活も入ってない女子高生だったから体力も全くない
呪具と言うものを使えれば呪霊は祓えるらしいけどそもそもその呪霊が見えないのだ
役に立てない、でもここでも要らない子になったら私は何処にも行く場所がない
『な、なんでもするので、呪術師になりたいです、』
軽口を叩き始めた三人に勢いよく手を挙げそう言うと三人ともぽかんとした顔をした
う、また、間違ったかな
友達なんてできたことないから空気も読めない
気まずくて下を向いていると男子二人から視線を感じた
五条「へえ?」
夏油「なんでも、ね?」
『?、??、あの、?』
家入「あんたクズ2人の前でそんなこと言ったら駄目だよ」
家入さんにむにっと頬を引っ張られる
『あ、あにょ?』
私の頬をしばらくいじって満足したのかぱっと手を離された
家入「女子会でもするか」
『え、』
五条「あ?なんだそれ」
夏油「私たちは除け者かい?寂しいな」
ずいっと巨体二人が割り込んできてそっと離れようとするとがっと腕を掴まれる
五条「転校生も俺らがいた方がいいよな?」
夏油「親睦を深めたいよね?」
圧が凄いある
家入「女子会だっつてんだろ。その股の下に下げてる余分なもん切り落としてから出直せ」
家入さんがそう言うと二人はひゅっと内股になって黙った
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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時