35 ページ38
・
夜蛾「終わったか?」
天元様の元から戻ると夜蛾先生が出迎えてくれた
『はい。問題なく』
夜蛾「これからのことなんだが、まずは学長室に来てくれるか?会って欲しい奴がいる」
さっきいた五条くんや夏油くんかな
『はい。分かりました』
二人は私になんていうかな
怒るかな呆れるかな
そもそも覚えられてないかもな
____________________
乙骨「は、初めまして乙骨憂太です」
『・・初めまして東Aです』
学長室にいたのはかつての同期ではなく先程会った少年だった
夜蛾「彼はうちの一年生で特級被呪者として呪いをとく方法をここで探している」
呪い・・
先程の女の子のことだろうか
夜蛾「話したいこともあるだろう。俺は席を外す何かあっても外に人が待機しているから安心するといい」
私と二人きりになるということに少し動揺した乙骨くんにそう声をかけた夜蛾先生
昔からそういうのに敏感な人だなと感心しているとあの、と恐る恐る声をかけられた
乙骨「里香ちゃん見えるんですよね、」
『ええ、青いワンピースの黒髪の女の子ですよね』
そういうとこくりと頷く
乙骨「じゃあ、こっちは、」
こっちと言ったのは怨霊の方の里香ちゃんだろうか
『見えていますよ。』
がたっ、
私がそういった瞬間後ろから物音がした
夜蛾先生が戻ったのかと思ったけど入ってくる気配はないし先生が言っていた護衛の呪術師の人かな
乙骨「あの、どうして貴方には見えるんでしょうか。今まで誰も見えたことなんて」
『私の後ろにいる人達見えますよね』
こくりと乙骨くんが頷く
『この人達は神様でまあ言うなれば私を守る守護霊みたいなものなんです。貴方にとっての守護霊が里香ちゃんと言うだけ私は呪霊以外にも見ることができるんです』
信じなくてもいいですけどと追加すると
信じますとすぐに返された
乙骨「里香ちゃんのことも信じてくれたしそれに、貴方が嘘をつく人には見えないので」
まだ会って数分しか経ってない
建前かもしれない
でもその言葉に目が滲んだ
1080人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時