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数日間夏油くんに会わずに過ごした




今年の夏は災害もあり呪霊が多発していると




五条くんや夏油くんは特級呪術師だから特に忙しい




"それは避けられてるのでは?"




会わないのは偶然、たまたまのはず






だって夏油くんは弱いものいじめしない人で力があるから人を救おうとする私の憧れの人だから







『げ、夏油くん?』





談話室で項垂れていたのは紛れもなく夏油くんだった




髪を下ろしてるし少し痩せた気もする



何より顔色が悪いしくまもある



体調が良くないのかもしれない



近づいてと反応なくぼうっと私を見ている




何から話せばいいのか分からなくなる



でも、きちんと話したい



話さないといけない



『その、話があるんだけど…』




夏油くんはぴくりと反応して私を見つめる





緊張して息が詰まる



まずは呪霊がみえるようになったことを話してその経緯も話そう




"それから"のことも伝えないといけない




夏油くんには知って欲しいから




きっと、大丈夫




『私ね、か、神様が見えるの、だから____』




夏油「は?」





間違えた



どっと冷や汗が湧き出る



夏油くんの聞いた事のないような低い声



違う、まずは呪霊を見えるようになったって言わなきゃ、それから、神様のことも説明して



夏油「からかってるのかな?見えないからってそうやって見える振りをするのは気分が良くない」




違うと否定しないのにはくはくと口を動かすだけで言葉が出ない





夏油「この前の任務で七海と灰原に迷惑を掛けたことは分かってるのにそんな趣味の悪い冗談を言うなんて」



違う、冗談なんて



『ちが、あれは、神様が…』



夏油「神様?君は信仰心が深いのか知らないけど後輩を巻き込んでお参りやら祠の掃除やらするの辞めたら?迷惑だって気づかない?」



あれは、七海くんと灰原くんが手伝ってくれて



ああいう行いをすると神様が見守ってくれやすくなるから





そこでふと夏油くんの周りに神様がいないことに気づく


『あの、夏油くんの周りの神様がいない…た、大変なの、体調崩したり精神が不安定になったりだから』






夏油「へえ、私が疲れるのは神様に見放されたからなんだ」




ぞっとするような冷たい声



今まで私を蔑んだり嘲笑ったりした人と同じ目




夏油くんの口が動く




だめ、やめて、言わないで






夏油「猿のくせに"嘘をつく"なんて」





嘘つき

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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時

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