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孔「またここにいたのかどうせ負けるのに・・」
競馬場にいると男の顔見知りなのかスーツの男が近づいてきた
傷の男(名前まだ聞いてない)はスーツの男に対してブイサインしてる
甚爾「喜べこれで1000万の儲けだ」
男の周りにある札束に目を見開くスーツの男
孔「どういう事だ・・ってそのお嬢ちゃんは」
スーツの男が私を見てギョッとする
会ったことがあっただろうか見覚えはないけれど
孔「こそ)おい、どういうつもりだ高専のガキじゃねーか」
甚爾「まあ、なんとかなんだろ」
二人してコソコソ何を話しているのだろう
もう貸した分も回収したし体調も悪くなさそうだから帰ってもいいかな
カミサマが無視する謎はわからなかったけどそこまで気になる訳じゃないし
『あの、私そろそろ帰りますね』
甚爾「なんだもう帰んのか?あと少しくらい儲けさせてくれてもいいぜ?」
おどける男にスーツの男が仕事の話はどうすんだと怒ってる
ちゃんと仕事してるのか。競馬場で話すのがまともな仕事の話かは知らないけどこれ以上はお邪魔だろう
立ち上がりふと何かが気になり振り返る
嫌な予感とはまた違う
カミサマは何も言ってない
警戒することなんてないはずなのに
ここで聞かないと後悔する気がして
『あの、最後に名前聞いてもいいですか?』
甚爾「お互いのために知らない方がいいと思うぜ」
にやりと笑った男が結局何者なのか分からなかった
猿の名前なんて覚えても意味ないからな呪術師様と聞こえたのは空耳だろうか
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孔「で、受けるのか?受けないのか」
親切な少女がいなくなった後"仕事内容"に目を通した男は不敵に笑う
金額も申し分ない、なによりあの五条の坊が猿相手に一泡吹かせられるのも見ものだ
甚爾「なあ、さっきのガキも護衛任務に関わってんのか?」
孔「いや、五条悟の同期ではあるが任務には参加してない。呪力を全く持っていないらしいからな周囲からもさほど期待されてない」
その言葉にぴくりと反応する
甚爾「へぇ?猿仲間がいたとはね」
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jyudo0517(プロフ) - ただ助けただけなのに………。こんなのってないよ泣。本当に2人話し合って欲しい……。 (2月6日 1時) (レス) @page23 id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - きたああああああああああ!ありがたい更新!! (11月29日 0時) (レス) @page11 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
ウェブサイト - 俺、ゴリラだから、殺されないよ (11月26日 3時) (レス) @page10 id: c4466802d3 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - いひゃああああ!お久しぶりです。更新うれしいです。作者様ペースでがんばってください! (11月14日 15時) (レス) @page10 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
jyudo0517(プロフ) - 新作………!楽しみすぎます! (10月27日 10時) (レス) id: e508273c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2023年10月25日 21時