喧嘩日和36 ページ38
Aが記憶を失って5日が過ぎようとしていた
レオ「3日で戻るんじゃなかったのか？」
ミア「そのはずですが…」
『ミア！次の授業一緒に行きましょう？』
明るく笑うAの記憶は未だ戻っていなかった
ミア「直ぐに参ります。・・・もしや、お嬢様に記憶を戻す気がないのやもしれません」
レオ「は？なんでだよ」
ミア「私の口からはなんとも」
_____________________
その日の夜
一時的に同じ部屋で寝ている二人は日課となったベットの上で談笑をしていた
レオ「なあ」
『なんですか？』
レオ「お前、記憶取り戻す気ないってほんとか？」
しん…
Aはレオナの顔を見たまま固まった
レオ「A？」
いきなり黙ったAを不安そうに見つめるレオナ
『・・レオナ先輩は早く記憶を戻して欲しいですか？』
レオ「は？当たり前だろ？」
この場合のレオナの当たり前は記憶が無くしたままでAに何か影響があるのではと危惧していたからであり目の前の存在を否定したかったわけではなかった
しかしそんなこと伝わるはずもなくAは静かに落ち込む
『私は…まだ見ていていたいです。あなたの事を』
レオ「は？何言っ・・んっ、」
レオナが俯くAの顔を覗き込もうとし時、Aの唇によって押し上げられる
『んっ…ちゅっ、んちゅ……ちゅ、んっ…』
驚き抗議の声をあげようと開けたレオナの口に入り込む
レオ「んっ………っっ、おまえ、なにして…///」
呼吸が浅くなりAが口を離れた瞬間抗議の声をあげた
だが、レオナはすぐに口をとざす
Aがあまりに悲痛に満ちた顔をしたからだ
『さよなら…レオナ先輩(ふらっ』
Aは穏やかな笑顔でそういった後レオナの腕に倒れ込んだ
________________
『はっ、ライオンさんは一人で着替えもできないお子ちゃまですか〜？』
翌日目を覚ましたAの記憶は元通りになっており記憶がなかったことは覚えていないようだ
レオ「・・・」
Aの顔を見つめ物憂げな目を向ける
『え、何？体調でもわる…』
チュッ
ゆっくりとAの口を塞ぐ触れるだけのキスが落とされた
レオ「・・今日は休んでろ」
Aの頭をぽんぽんと撫で部屋を後にした
『・・・は、なに、なんなのよ……///』
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柿助 - あぁぁぁずきぃ、頑張って下さいぃ (2021年2月20日 10時) (
レス) id: fedb05499d (このIDを非表示/違反報告)
山茶花(プロフ) - ミックスジュースさん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年1月28日 21時) (レス) id: ffdbcabc04 (このIDを非表示/違反報告)
山茶花(プロフ) - イチゴアメさん» ありがとうございます！好きだなんて嬉しいです！ (2021年1月28日 21時) (レス) id: ffdbcabc04 (このIDを非表示/違反報告)
山茶花(プロフ) - ゆうなさん» ありがとうございます！私も書いててにやけてしまいます笑 (2021年1月28日 21時) (レス) id: ffdbcabc04 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - クッソ....可愛いかよ← 投稿頑張ってください!応援してます！ (2021年1月28日 17時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2020年12月2日 22時
