闇と雷と愛と⑤【FAIRYTAIL】 (ページ42)

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ﾌﾞﾗﾝ「これで大丈夫…キズ口は小さくしたわ
オーガスト、何をしたの？」

ｵｰｶﾞｽﾄ「私ではない」

ブランディッシュとオーガストは木の下で傷の手当てをしていた。

ｵｰｶﾞｽﾄ「アイリーンの圧縮術じゃ」

ﾌﾞﾗﾝ「圧縮術…」

ｵｰｶﾞｽﾄ「大地全土に魔法を付加させ、形を変えた」

ﾌﾞﾗﾝ「大地の形を…」

ｵｰｶﾞｽﾄ「その影響で人々は ''新たな形'' の上に再配置された…ランダムにな」

ﾌﾞﾗﾝ「何の為にそんな事を」

ｵｰｶﾞｽﾄ「特定の人物を特定の場所へ配置した際の反作用じゃ」

陛下を妖精の心臓の近くへ、アクノロギアとダークライを遠くへ送るためと、

ﾌﾞﾗﾝ「戦争を早く終わらせるためか………」

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ｾﾞﾚﾌ「………これは、アイリーンの魔法だ

世界再構築魔法、ユニバースワン。

大地全土に魔法を付加させ、形を変えた

その影響で人々は ''新たな形'' の上に再配置された……

つまり王国中の人々のいる場所がバラバラになった

もちろん僕の仲間達もね

それだけじゃない、フィオーレの面積も小さくなっている

1/20…それ以下かもしれない」

ﾒｲﾋﾞｽ「妖精の尻尾とアルバレス軍の遭遇率を上げるため……」

ｾﾞﾚﾌ「だろうね…アイリーンなりに戦争の早期終結を狙っているんだよ…

まぁあともう1つ欲しいものがあったからっていうのもあるけどね。

そして、僕の目の前に妖精の心臓があるという訳だ」

ゼレフとメイビスは見つめあった。