【名探偵コナン/学生向け】今日は誰とどう過ごす？

7種類の結果パターン

今日の私と彼の恋模様は？ - 2024年5月6日

〇月〇日 降谷と日直
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「おいYOU。お前今日日直だろ〜黒板消しておけよ〜」


『なんで私！？』


「日直だっつてんだろ」


『で、でも伊達君だって居るじゃないですか…！』


「伊達は資料運び頼んでっから。じゃあささっと消しとけ」


『せ！先生の鬼ーーー！！』





本当に鬼だこの人…
私は、このクラスの中でも身長が低い…！
だから日直の日の黒板消しだけは絶対に避けてきた……だって上が届かないんだもん…！！
クラスの男子には消してたらげらげら笑わって茶化してしくるし…綺麗に消せないのなんかすっごいむかつくし…！！！
まぁ…グチグチ行ってても仕方ないか……最悪残して迷惑かけてやる





『あ〜〜〜もう！届かないー！』


「YOU頑張れぇ〜」


「倉庫から台持って来てやろうか〜？」


『うるさいなぁ！黙ってろ！！』


「左っ側消せてねぇぞ〜〜」


「右もだろ」


「バァカ上っ側全部だろ」





だから嫌なんだよｯ。
毎回こうやってバカにしてきて……バカにするなら代わりに消したりしろってんだよ
女子からは身長が小さいの可愛いだの、男子から可愛がられるから良いだの…誰も私の事、分かってないんだもん…





『全員消えちゃえばいいのに……』


降「物騒だな…」


『ふる…ｯ』


降「貸して。僕がやるから」


『っ……！でも降谷君日直でもなんでも…！』


降「いいから」





教室に居なかった降谷君が戻って来たのか、私の手から黒板消しをとり颯爽とチョークの痕を消していく。
そんな姿にボーっとしてると教室の端の方で「いい所だったのになぁ…」と呟く声が聞こえてきて、クスクスと笑う声も聞こえて来る。
グっと唇を噛みしめ聞こえないふりをして降谷君に『ありがとう』と言葉を掛けた。





降「……YOU気にするなよ。あいつらみたいに口だけ生意気な奴らの事なんてな。」


『っ……別に…気にしてない…』


降「クラスメイトなんだから、無理に全部せずとも頼ってくれていいから」


『…………ありがと…//』


降「それに……女を助けずバカにしてくる奴らは "クソダサい" けどな。困ってたら助けるのが男としての嗜みだからな。」


『っ…！//』





私の頭にポンっと手を置き、何事もなかったように自分の席に戻る。
降谷くんの言葉にさっきまで色々言っていた男子たちも何処か気まずそうな表情を向けていた。
置かれた頭に手を置き、何処か五月蠅い鼓動に顔が熱くなった

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