【芥川龍之介】この度、僕の妻になりました。

の ページ7

ドライアーのスイッチを切りながら、龍くんの髪の毛を整えながら、こう言った。





貴方「はい、おしまい。

ご飯食べようっか。」


芥川「ああ。」





中原さんとひぐっちゃんは、私の作った料理をお皿いっぱいに取って、食べている。


中原さんは、全種類食べた様だったので、デザートのミックスフルーツゼリーと、フルーツがたっぷり入ったカップケーキを、テーブルに並べる。





中原「いい嫁を貰ったな、芥川。」





カップケーキは食べながら、中原さんが龍くんに問う。



中原さん、とんだ誤解をしていますよ……！

ここは、きちんと、正さなくては！！





貴方「貰ったんじゃなくて、無理矢理なんですよ？

小さい頃に約束した事を、まだ覚えてて……。


兎に角、龍くんの奥さんになったのは、ついこの間ですよ？」





とりあえず、誤解は解けたので、良かったと私は思った。





樋口「先輩……。」


中原「中々やるじゃねｪか、芥川。」


芥川「それほどでも。」





すると、中原さんは何かを思い出した風に、立ち上がった。





中原「俺もそろそろあいつらに、会いてｪな。





んじゃ、俺家に帰る。

飯、旨かった。またな！」


貴方「また、いらしてくださいね！」





中原さんは、早々と家に帰っていった。

妻→←僕

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す