仕事_32 ページ15
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A side
『なんだ、これ』
小夜「多分、さくらんぼ…」
燭台切「そう。佐藤錦っていうブランド品…」
加州「一つ目の段ボールがそれで」
獅子王「え、この中身全部さくらんぼ?!」
そーだよ、と返す加州。
開けてみると確かに、相当な数のさくらんぼが入っていた。
加「んで、二箱目はこれ」
『牛乳?』
一期「おそらく、生クリームかと」
獅子「まさか、これも」
燭「ブランド品で、箱いっぱいに入ってる…」
厚「こっちはなんだ?箱冷てぇ!」
乱「まってこれ、米国のコンクールで金賞とってた高級ジェラートだあ!!」
薬研「(なんでそんなもん知ってんのかは聞かないでおこう)」
燭「(………なんだろう。送り主から猛烈なプレッシャーを感じる…)」
歌仙「他の箱にも菓子のようなものが…」
あれ?送られてきたものに、どれも見覚えがある気がする…。
!!!
『これ……ぱふぇの材料……!!』
「「「パフェ?!」」」
燭「あ」←(察し)
加「でもなんでパフェ?しかもこんな高級品ばっかり」
『……あぁ!』
一「政府の、あの男ですね」
そうだ、私が政府の男に 本丸でもぱふぇが食べたいと言った気がする。
でも食材だけでは……
…ん!
燭台切、作れるかな。
そっと彼の腕を揺する。
『燭台切、燭台切』
燭「うん?」
『ぱふぇ、作ってほしい、食べたい…!』
燭「っ//
オ、オッケー!!任せてよ!」
『本当か! (パァッ』
やった…!夢が叶う!
政府にも感謝せねば。
燭「でもその前に朝餉ね!」
『……はぁい』
そういえば、まだ寅四つ時だ。(朝の五時前)←
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in 政府
男2「せせせ先輩?!なんですかこの決裁書!甘党に目覚めたんですか?!」
男1「あのお方の本丸への支給に決まっているだろう!!」
男2「はぁ?!こんな高価なものを?
何があったんですか先輩、最近なんか元気だし、隈ないし、仕事早いし…」
男1「いいかよく聞け、あの方は死神ではない」
男2「え、あの女審神者?人型とってますが中身は死神でしょう」
男1「違う。あの方は………
___天使だ」
男2「???」
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作者名:葛の葉 | 作成日時:2018年5月17日 0時