僕達の専属衣装さん【AtR】

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掃除といってもまふくんの家はこまめに掃除していることもあり綺麗なのでコロコロで猫の毛などを取る程度。

「にゃー」

『いろはちゃん、ぽてとちゃん、ご飯は食べ終わった？』

「にー」

「みゃ」

『それじゃあ洗い物しちゃいましょうか。』

いろはちゃんとぽてとちゃんが足元をくるくる回っているのを見ながら洗い物を済ませ、お次は買い物。





近くのスーパーに着き、メモを確認する。

えーっと……カップ麺と、お茶と、乾電池と……………不健康極まりないなぁ。
ある程度作り置きしていくか。

そんなことを考えながらタイミング良く始まったタイムセールで手に入れたお惣菜も手に入れつつ、スーパーを後にした。





家に帰ってきたら先日うらたさんが投稿していた歌ってみたを片耳イヤホンで聴きながらキッチンに立つ。

いやぁ…至高ですなぁ…。

『ふんふーん…』

ま「何聴いてるの？」

『んー？うらたさんの歌って、み……た………』



ギギギ…、と錆び付いた人形のようにゆっくりと振り返る。



ま「ハイ」

『あぁぁぁ！！！』

イヤホンを引き抜かれ、そのまままふくんの歌ってみたを再生されてイヤホンを挿し直された。

ま「僕の歌だけを聴いて」

『衣装作る時に聴いてるじゃないですか！』

ま「衣装作ってない時も聴いて」

『何故！！！！！』









私の雇主は、果てしなくワガママです。
…ま、それでも良いと思ってしまう程には絆されてしまっているのですが。

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