希望《中原 中也》夏姫さんリク ページ16
「A様、首領がお呼びです」
首領から呼び出された
任務が入ったのだろう
『ありがとうございます』
そう言って首領の部屋へ向かった
首領の部屋のドアに手を掛けようとした時
「A、手前も首領に呼び出されたのか?」
振り向くと何時ものように背の小さい中也が居た
『あら、小さいから誰かと思えば中也じゃないですか』
中也「おい!巫山戯んなよ」
『ふふっ御免なさい。中也が背が低いことを忘れてました』
中也「手前、煽ってんだろ」
『あ、バレました?』
中也「分かるだろ...」
会話していると部屋の中に居る首領の声が聞こえた
森「君達そんな所で話してないで入って来てくれ」
「『失礼します』」
そう言って部屋に入る
『首領申し訳ありません、中也が話しかけてきたせいなので.....』
中也「あ"?」
森「こほん....」
首領は軽く咳払いし本題に移るようだ
森「今回の件は織田君の処分について━━━━A君?」
『...ぁ織田...作?し...死んじゃっ...た?ぁ、あ』
「大丈夫か?!」
『はぁ...はぁ.........大丈夫っ..です...。少し取り乱しました。外の空気を吸って来ます』
「待っ.......」
終わった事かもしれない
私もマフィアの1人...ましてや友達が死んでしまってもしょうがない事だと思っていた
けれど織田作之助という1人の人間に私は接していく内に他人とは違う何かの感情を持ってしまった
それが恋愛感情なのかすら分からない
織田作はもうこの世に居ないから
代わりになる人間も
だから人と距離を置いて過ごした
大切な何かが壊れるのが嫌だから
なのに何で.......
中也「好きだ。」
『っ...ふふっ、中也はとうとうそんな子供がつくような嘘を言う様になったのですね笑』
誤魔化す
中也「嘘じゃねぇよ、何時まで俺を子供扱いするんだ?」
『またまた...私はそんな事してないですよ...』
中也「...織田作之助の事が好きだったンだろ?」
『っ...別に中也には関係ないです...』
中也「嗚呼、そうだな」
中也は知らない
大切な人を失って胸に永遠に埋まらない穴がぽっかり空いてしまう事を
中也「でもその分俺はその穴を少しでも埋める」
なんで...聞こえてたの.......?
中也「ずっと後悔しても意味がねぇ、もう一度言う断ってもいい...」
いや違う...中也は私の気持ちを...
中也「好きだ」
ハナビシソウの花を差し出す中也を前に
少しでも希望が見えるなら
『━━私もです』
其方に賭けてみてもいいのかもしれない
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もちのうさぎ - 太宰さんの所悲しいです(。´Д⊂)けど、楽しく読ませて頂きました! (2020年7月26日 0時) (レス) id: ba19d1e8e7 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 黒幕は夢主は味方をフリしているです (2020年4月10日 20時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ飴 - うちさん» (・∇・) (2020年3月16日 17時) (レス) id: 92d14f3186 (このIDを非表示/違反報告)
うち - 悲しかったよー。リク気分でしないで!? (2020年3月16日 6時) (レス) id: 3b0795e454 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ飴 - うちさん» あ、ごめん。あとリク気分でやる (2020年3月16日 4時) (レス) id: 92d14f3186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラムネ飴 | 作成日時:2020年1月23日 1時