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「う、うぅ…」
「おつかれー」
地獄だった。あの時間は拷問だった
というかこれを調合した人絶対浦田さんでしょ。効能なんか全部ペラペラ話してるし材料まで一言一句言えてるもん
私はそんなことで余計に疲れたので布団の中に潜り戻ろうとした
「待て」
不貞腐れながら振り返った拍子に「なんですか？」と口を開いた時私の口元に若干な冷たさと少し硬い感触。
しかし目の前には浦田さんの顔。
一瞬何が起こったのか理解は追いつかなかったが彼は梨を唇で挟み口移しのようにしてきた。そのまま彼は口を離し梨を指で押して私の口の中に入れてきたものだから終始無言になった
「なんだよ、梨はいけない口か？」
「いやそうじゃなくて！」
は、恥ずかしい。
息が止まりそうなほど近くにいたものだから梨の味なんて深く味わうことなんて出来なかった。関節キスみたいな感じだったし
そう思うと物凄くのたうちまわりたくなってきた
しかも私には刺激が強すぎますって！
「顔真っ赤にして恥ずかしがってんじゃねーよ」
「ね、熱です！顔がいつもより赤いのは熱のせいですから！」
「ホントかぁ？」
♧*:;;;;;;:*♧*:;;;;;;:*♧
自分でもわかっているつもりだった。
どんどん目の前のこいつに惹かれていってることに
後戻りができないくらいに。
「じゃ、俺出るわ」
「…仕事ですか？」
俺が立ち上がった瞬間寂しそうな目をした。けれどその表情は一瞬にして隠れて困ったような笑顔で隠された
本当はあの時に俺がいたら悲しませなかったし卑屈に思うこともなかったと後悔してる。
こいつを泣かせたやつも許せないし傷を深くさせたことも怒りが収まりきらない
「そんな寂しそうな顔すんな。行きたくても行けなくなるだろうがよ」
こんなにAが甘えてくるのもきっと熱のせい。そう自分に都合のいい解釈をつけた
本当に甘えてきて俺を必要としてくれたらな。
なんて自分でもバカバカしいくらいの願いを望んでしまう
「ゆっくり寝てろ。今日のお前の執務は体調の復旧だ」
Aの肩を軽く押してベットの中へと戻した。
ここで触れまくってキスもしたかったけど流石に病人に手を出すわけにもいかないから俺は理性を踏み止め、額にひとつキスを落とすだけにした
「おやすみ」
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ヨル(プロフ) - コメントありがとうございます！何とかひねりにひねって作品を良いものにしていきたいと思いますのでよろしくお願いします (2020年1月16日 20時) (
レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです！続き楽しみに待ってます！ (2020年1月16日 20時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
パピヨンlove - ヨルさん» いやいや全然！バイト〜〜〜頑張れ！！！！！（元気玉）いつでも待ってるよ（イケウ``ォ） (2019年8月21日 1時) (レス) id: 96ecbd33f4 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - パピヨンちゃんおひさ！ありがとねー！！今、バイトとかの予定で中々更新頻度が下がってしまってね…気長に待ってて！ (2019年8月11日 19時) (レス) id: 676346443e (このIDを非表示/違反報告)
パピヨンlove - ヨルさん久しぶり！！！！作品面白いね。読んでて楽しいよ！！更新頑張って！ (2019年8月11日 13時) (レス) id: 96ecbd33f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜紅茶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/qZN5vxyJ6V2/
作成日時：2019年6月28日 15時
