残虐と殺陣 ページ13
咲刃場「大丈夫ですか……?」
「亜羅々木先生……血が」
亜羅々木先生は苦しげではなく、逆に優しく微笑んでいた。
ドカッ!
そして恐ろしい速さで外になげだされてしまった。
芥川「亜羅々木。さっさと化けの皮を剥げ……僕と闘え」
咲刃場「カハッ……五月蝿いですよ芥川さん。貴方は嫌いな性格だ」
矢田「化けの皮って……どういう事?!」
梶井「彼……もとい彼女は元マフィアの出でね。僕等は異能力という特殊な力を使えるんだ。只彼女の場合、その異能力が暴走してマフィアのアジトを全滅に追い込み追放されて今は探偵社に勤めているんだ」
咲刃場「梶井さん、私が暴走したら止めて下さいね」
梶井「判ってるよ、存分に戦って」
亜羅々木先生は白衣を脱いだ。
次の瞬間僕等が見たのは
男では無く、
美しい白銀之暗殺者だった。
菅谷「亜羅々木先生女だったのか!!凄い……骨骼レベルの変装だ」
咲刃場「さぁ、遊戯の時間です。芥川さん、貴方はこの教室には要らない」
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作者名:ミント x他1人 | 作成日時:2016年8月8日 13時