【BL】VOISING

天才組「押してダメなら引いてみろ」前編 ページ8

ほとけ「りうちゃーん！！」

(о≦`(∀≦`⊂)ｷﾞｭｯ

りうら「わぁ！ほとけっち！もう…何？」

ほとけ「今日も可愛いねぇ！ホント大好き！」

りうら「はいはい」

ほとけ「冷たいりうちゃんも可愛い！」

僕…ほとけは…りうちゃんが大好きだ。
りうっことしてって言うのもあるけど…恋としての方が強い…でもこんなの伝わらないよね…

ないこ「いむはまたやってるの？」

悠佑「ホントこりへんなぁ」

初兎「まあそこがいむくんの良いところやもんね！」

いふ「ただアホなだけやろ」

ほとけ「はぁ？アホじゃないんですけど！」

悠佑「あいつらほっといてりうらカラオケ行かへん？」

りうら「おーいいね！じゃあないくんの奢りでポテト買ってね！」

ないこ「え、何で！？……まあいいけど」

りうら「わーい！」

ほとけ「……」

初兎「いむくん大丈夫？」

ほとけ「大丈夫だよ」

ないこ「……」

ちょっとでもこっち振り向いてくれないかな

帰り

ほとけ「じゃあみんなまたねー！」

みんな「またね∕またなー！」

ないこ「あっ俺はこっちに用があるんだった」

ほとけ「そうなの？」

ないこ「うん。じゃあ俺はいむと一緒にこっち行くから」

りうら「じゃあまたね、２人とも！」

悠佑「またな〜」


ほとけ「こっちに用ってどうしたの？」

ないこ「俺はいむに用があるんだよ」

ほとけ「僕に？」

ないこ「そう。……いむってさりうらが好きでしょ？」

ほとけ「え！？そっそりゃあ…好きだよ！りうちゃんだけじゃなくてないちゃんも初兎ちゃんもみんな大好きだよ！」

ないこ「そういうのじゃなくて、恋としてだよ」

ほとけ「っ…！そっれは…」

ないこ「俺は引いたりなんかしないよ。だから教えてほしい」

ほとけ「ないちゃん……うん、そうだよ。僕はりうちゃんが恋として好きなんだ…」

ないこ「いむはそれをりうらに伝えないの？」

ほとけ「今さら告白なんてしたって信じてもらえないよ…」

ないこ「じゃあさ『押してダメなら引いてみろ』作戦とかどう？」

ほとけ「『押してダメなら引いてみろ』作戦…？なにそれ」

ないこ「いつも通りお話とかはするけど好きとは言わないようにするってこと」

ほとけ「それって何か意味あるの？」

ないこ「いつも好きって言ってくれる人が急に言わなくなったらどう？」

ほとけ「えっとーどうしたのかなって思うよ。それにもう言ってくれないのかなとも思うかも」

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