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66話 ページ32

S太宰さん注意!
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「ふふっ、あそこのクレープ、中々に美味しかったねぇ。」


「そうですね。ところで何時まで着いてくるおつもりで?」



クレープを食べ終わった後、鏡花達は仕事があるとの事で、その場で解散した。


私も家に帰ろうとはしたが……何故だか太宰さんが後ろから着いてくる。



「うーん、君ん家までかな?」


「家には入れませんからね。」



さっさと帰ってくれないかな、なんて考えていると妙に艶っぽい声で“A、”と呼ばれる。



「っ!」



けれどそれは返事をする間もなく、ビルの影に引っ張られる。



「いきなり、なに、して」


「、A…」



再び艶っぽい声で呼ばれたと思えば、次に降りかかるのは甘い接吻。


それは触れるだけでは留まらず、僅かに開いた隙間からニュルりと音を立てて私の口に侵入してくる。



「、んっ、ふ…!」



どんどんと深く絡めてくる太宰さんの舌はまるで生き物のような動きをする。



舌を深く絡め、口内を好き勝手に暴れる太宰さんの舌から与えられる刺激に身体が熱くなっていく。



腰は砕け、脚には力が入らず、目には生理的な涙が流れ始めるが、太宰さんはそれにお構い無しに行為を続けた。




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「、ふふっ、随分と甘く蕩けたものだねぇ…」



漸く離された唇は銀の糸をつぅと繋げている。
私の口の端からは呑み切れなかったどちらともしれない唾液が流れる。


離れた際、首元にちくりとした痛みを感じた。


視界は潤み、思考がぼやける中、愉しそうにわらう太宰さんを睨みつける。



「……、変態。」


「それならいきなり路地裏に連れ込まれ、一歩外に出れば人が溢れかえるような真昼間にこんな行為をされて気持ちよさそうな君はド変態だね。」



太宰さんは今も尚、妖艶な笑みを浮かべ、私に近寄り耳元で囁く。



「もしかして、感じちゃったかい?」



その言葉に羞恥心は掻き立てられ、顔が熱くなるのを感じる。



「、っ!」



言葉にならない言葉を叫び、後ずさるが直ぐに壁際へ追い詰められ、逃げ場をなくしてしまう。

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山猫(プロフ) - ゆちよきしさん» 全然大丈夫です!もう描いてもらえるだけで本当にありがたいんで!! (2019年2月27日 23時) (レス) id: 8fa618dd04 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちよきし(プロフ) - 山猫さん» 了解です!少し絵柄が違うかもしれませんが、その時はすみません... (2019年2月27日 22時) (レス) id: 74d3721888 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - ゆちよきしさん» 描いてもらえるだけで本当に嬉しいのでどちらでも大丈夫です!描いてくれて本当にありがとうございます! (2019年2月27日 22時) (レス) id: 8fa618dd04 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちよきし(プロフ) - 山猫さん» 夢主ちゃんのことなのですが...4年前と現在の姿は別々のイラストが良いですか?それとも一緒の方が良いですか?2パターン描いてはいるのですが... (2019年2月27日 22時) (レス) id: 74d3721888 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちよきし(プロフ) - 山猫さん» 了解です!いえいえ!!ありがとうございました! (2019年2月19日 8時) (レス) id: 74d3721888 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山猫 | 作成日時:2019年2月9日 14時

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