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62話 ページ28

目覚めると知らない場所にいた。
あんなにも痛くて動かなかった身体はまるで新品にでも戻ったかのように痛みを感じない。


白い壁、白い天井から一瞬、死んで天国にでも来たのかと思ったが…鼻を擽る消毒液の匂いがそうでないことを教えてくれた。



「……ここは、」


「やぁ、お目覚めかい?ここは武装探偵社の医務室だよ。」



私の疑問に答えた聞き覚えのある声、
声の主を確かめるように顔を動かすとドアの前には太宰さんと敦君が立っていた。



「ふふっ、驚いたものだよ。私がお酒を買いに行くため、夜の街を散歩していたら君が落ちてくるのだから。」



“自 殺にでも目覚めたかい?”なんて、巫山戯た言葉が聞こえてくる。



「……あれは異能の代償と強い風が吹いた結果、そうなっただけです。勘違いしないでください。」


「君、冷たいものだねぇ。」



やれやれとでも言いたげに首を振ると、太宰さんの後ろから“A、さん…”と聞こえた。



「……敦君。…名前、教えてもらったの?」


「…はい、さっき太宰さんに……」



そこで会話が途切れ、沈黙が生まれる。
さて、一応ここは敵の陣地……どうしようか、


と考えていると、


「あ、あの!……クレープ、食べに行きませんか…?」



控えめに、恐る恐るといった具合いでお誘いをもらった。

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山猫(プロフ) - ゆちよきしさん» 全然大丈夫です!もう描いてもらえるだけで本当にありがたいんで!! (2019年2月27日 23時) (レス) id: 8fa618dd04 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちよきし(プロフ) - 山猫さん» 了解です!少し絵柄が違うかもしれませんが、その時はすみません... (2019年2月27日 22時) (レス) id: 74d3721888 (このIDを非表示/違反報告)
山猫(プロフ) - ゆちよきしさん» 描いてもらえるだけで本当に嬉しいのでどちらでも大丈夫です!描いてくれて本当にありがとうございます! (2019年2月27日 22時) (レス) id: 8fa618dd04 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちよきし(プロフ) - 山猫さん» 夢主ちゃんのことなのですが...4年前と現在の姿は別々のイラストが良いですか?それとも一緒の方が良いですか?2パターン描いてはいるのですが... (2019年2月27日 22時) (レス) id: 74d3721888 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちよきし(プロフ) - 山猫さん» 了解です!いえいえ!!ありがとうございました! (2019年2月19日 8時) (レス) id: 74d3721888 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山猫 | 作成日時:2019年2月9日 14時

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