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古来から、和の国にはカミサマが存在した。



幸を奏でる神も、歪を奏でる神も。共存していた。



ある付喪神がこう言った。



『ーーだけは愛せる』と。



『主、ねぇ、逃げないでよ。』



『おっ、知らない部屋で驚いたか?』



『主命とあらば、どんな事でも、こなして見せましょう。』



『ふふ、愛しているよ。誰よりも…ね。』




カミサマは何を奏でるか。執筆状態:連載中








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作者名:ねむの | 作成日時:2018年12月3日 21時

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