失敗作【文スト】

失敗を21つ ページ26

貴方side

私達は�喱を食べ終わり探偵社へ戻った
すると先程までは居なかった治さんが私に声をかけてきた

太｢Aちゃん、帰るよ｣

え…？まだ仕事の時間で皆さん働いているのに？

そう思うと治さんはまるで私の心を呼んだかのように

太｢嗚呼、仕事なら大丈夫、国木田君に頼んだから
今は仕事なんかよりも君にとって大切なことがある｣



治さんは1拍おいてから言った


太｢GSSに関してだよ｣

《GSS》、その言葉を聞いた瞬間私は独歩さんに謝罪をしてから治さんと一緒に探偵社を出、社員寮へ向かい走り出した

社員寮に着くと壁に軽く寄りかかっている黒い外套に黒い帽子の、橙の様な色の髪の人が居た

其の人は此方に気付いたのか此方に向かってきた

中｢おい太宰、彼奴らの殲滅終わったぜ｣

彼奴らの殲滅…それじゃあ此の人がポートマフィアの…

太｢ご苦労さま、流石仕事が早いねぇ｣

中｢今回は事が事だからな…で、手前の隣に居る奴が話してた奴か？｣

そう言うとマフィアの人は私を見た

太｢嗚呼そうだよ、この子は君と同じだ｣

治さんがそう言うとマフィアの人が私に話しかけてきた

中｢俺は中原中也、手前は何て云うんだ？｣

中也さんはニカッと笑いながら言った

『A…』

中｢A、GSSは全員殲滅した、Aはもうこれで安心だ、何にも怯える必要はねぇ｣

『ありがとう…ございます…！………あの、もし私の勘違いでしたら迚失礼なのですが…中也さんは…異能力生命体ですか…？』

隣で治さんが｢気付いたね｣と言う

中｢嗚呼、俺もAと同じ異能力生命体だ｣

お待たせ致しました！→←お願いします！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す