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救って 9 ページ10

集まったはいいが、今私たちは、バスの席決めで迷っていた

勿論私は、監督の隣に座ろうと思っている

『監督、隣座っていいですか?』

監「あぁ、いいよ」

『ありがとうございま_「A先輩、隣、座りませんか?」え?』

奈「え…?なっ、なんで!国見くんは私の隣に座ろう?」

国「ろくに仕事もしないやつの隣になんて居たくありません。」

奈「っ…」

国「さ、先輩」

『あ…』

国見くんは私の腕を引っ張って席に座らせた

『………』

奈「………」

視線いったいわ〜〜〜←
え、これ不可抗力だよね??ね???

国「…眠そうですね、ちょっとクマが出来てます」

『あぁ……一昨日から色々マネの仕事してて…結局今日は1時間しか寝てないんだ…』

国「じゃあ今寝ていた方がいいですよ?時間はたっぷりありますから」

『じゃあ…お言葉に甘えて』

私は目を瞑ると、5分も経たずに眠りについた

国見side

クマがちらちらと見える。寝てないのかな…

俺が先輩に寝るように言うと、先輩はスースーと規則正しい寝息を立てて眠った

前髪で見にくいけど、やっぱり綺麗な顔をしている

「………おやすみなさい。」









「……!…さん!Aさん!」

『んん……』

国「!、音駒高校、着きましたよ」

『え、私あのままずっと…』

国「はい、寝てました」

『よ、涎とか垂らしてなかった!?』

国「大丈夫です。途中から俺の肩にもたれかかっては来ましたけど…」

『ご、ごめん!!重かったでしょ!?』

国「いえ、全然」

『そ、そう?ほんとにごめんね!』

監「Aくん!」

『今行きます!』

国「………」








?「おやおや、2番目は青城みたいだな」

?「くっそー!!負けたー!!!」

バスを降りるとそこには

『!、黒尾!!』

黒「よっ!A!」

『久しぶり!元気そうだね!研磨は?』

黒「あいつなら_「Aギュ」お」

『わっ、研磨!』

研「久しぶり」

『久しぶり!ちょっと黒が多くなった?髪』

研「うん…色落ちてきた」

『ふは、プリンw』

研「言わないでよ…」

『ごめんごめんw』

国「……知り合いですか?」

『うん!幼馴染!』

奈「国見くん行きますよぉー?」

国「え、ちょ」

姫崎さんは国見くんの腕を引っ張っていった

黒「……あれか?」

『うん…』

研「大丈夫…俺らはAの味方だよ。」

黒「この合宿中、何かされたらすぐ音駒の方来いよ」

『ありがとう』

この2人は、昔から優しい




その優しさに、私は溶けてしまいそうだ

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作者名:魅希 | 作成日時:2018年7月10日 9時

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