お友達でお願いします! ページ27
「あーあ、Aまふくん泣かせたー」
まるで小学生のような言い方で坂田さんがこちらを指さす。
確かに私に詰寄るまふまふさんの目は潤んでいる。
「ちょ、何泣いてるんですか!」
「だって、だってAちゃんが僕のこと友達じゃないって.....僕は友達だと思ってたのに...う、うぅ...」
...困った。
大人になってから友達か友達じゃないかで揉めるなんて思ってもいなかった。
「あの、私は浦島坂田船のマネージャーで女です。もし、私が皆さんと仕事以外で仲良くしたら確実に炎上します。そういう時に攻撃されるのは、私はもちろん、表に立っている皆さんの方が敵意に晒されます。それは嫌です」
軽率な行動で皆さんが活動できなくなってしまうかもと考えたら余計に。
私の言葉にまふまふさんは静かになり俯いてる。
分かってくれたか...と思っていると、彼は突然顔を上げた。
「じゃあ恋人ならいい?」
「.......はい?」
何か突拍子もないこと言い出したぞ、この人。
「お友達だと皆が変な詮索して問題になるなら、恋人だって宣言しちゃえば大丈夫じゃない?」
「いや、いやいやいや全然大丈夫じゃないですって!大問題ですって!」
「最初こそ何か言われるかもしれないけどちゃんと責任とるし、結婚を前提にって言えばきっと分かってもらえると思う!ね?だからそうしよ!お友達がダメなら恋人だよ!そしたら沢山遊べる)!いいでしょ!?」
「お友達でお願いしますぅぅぅぅ!!!」
そう叫ぶと「お友達だと炎上しちゃうよ?」と首を傾げられた。
「いや恋人の方がダメです無理です!お友達です!私とまふまふさんはお友達!」
「遊んでくれる?」
「喜んで!」
「わーい」と両手を上げて喜ぶまふまふさんに、坂田さんが「Aと恋人になんてなったらあかんで!!」と何故かぷんすかしている。
あまりの勢いに何だか疲れてしまい、がっくりと項垂れていると志麻さんが「厄介なやつに好かれたな...お前」と同情の目を向けてきた。
「そう思うなら助けてくださいよ...」
「瞳孔は開いている時のまふくんには立ち向かえない」
(ステータス爆上がりするから)
(もう魔王レベルですね...)
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まろまゆこ(プロフ) - ふらわぁさん» ありがとうございます!嬉しいですヽ(*´∀`)ノ (2019年4月5日 20時) (レス) id: 67560b2a77 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - めっちゃ面白いですね!歌い手好きから見るともうたまりません!!(*´ω`*) (2019年4月5日 19時) (レス) id: c190ba3ed4 (このIDを非表示/違反報告)
まろまゆこ(プロフ) - くろすけ。さん» ありがとうございます!嬉しいです(*´∀`*)頑張ります! (2019年4月5日 10時) (レス) id: 67560b2a77 (このIDを非表示/違反報告)
くろすけ。 - ちょ、夢主ちゃん可愛すぎですか!めっちゃくそおもろいですよ!これからも更新ふぁいとぉいっぱつですよ! (2019年4月5日 9時) (レス) id: 3c51fdbe70 (このIDを非表示/違反報告)
まろまゆこ(プロフ) - じゅうさん» コメントありがとうございます!頑張ります(*´ェ`*) (2019年4月4日 11時) (レス) id: 67560b2a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まろまゆこ | 作成日時:2019年3月31日 9時