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この家に来て1ヶ月。
さすがにご飯のレパートリーが減ってきた頃です。
『んー、、何があるっけ』
め「チョコがあるよ」
『うぇっ?!びっくりした..』
め「ごめんごめん笑」
『お菓子じゃなくて、今日の昼ごはん何にしようかと...』
め「んー、、なんでもいいよ?」
『いやいやそれが一番困るんですけど...』
1ヶ月空いてるなら被ってもいいのでは?と思う人もいるであろう...だけど...!
〜さかのぼること1週間前〜
あ「Aのご飯って、毎日違うからちょっと楽しみにしてるんだよね、毎回美味しいし」
『うわ、それめっちゃ嬉しいです。急に言ってくるとかずるいです。さすがスパダリ』
あ「いやなにそれ笑まぁいつもありがとうってことよ」
『.....今きゅんっっ!!ってしました。』
あ「大袈裟すぎない?‪‪‪w‪」


なんてことがありまして〜
め「別に被ってもいいんじゃ?あ、ほら!!この前のビーフシチュー食べたいかも!!あれ1番美味かった!!」
『あー...あれね、、』
ビーフシチューは妹が好きだった。特に私の作るビーフシチューを気に入ってくれていて、親が大変な時はほとんどビーフシチューを作っていた。
妹には会えない。きっと会いに行ったら私をここに連れてきた赤の他人がいるだろう。めんどくさい事になるに決まってる。
妹が好きな食べ物.....ビーフシチューと.....
『パイシチュー.....』
あ「今日の夜ご飯ですか?」
『うぇっ?!あれ、めいちゃんは?』
別の人の声がして咄嗟に一歩下がってしまった...申し訳ない
あ「めいちゃん?めいちゃんならちょっと前にみんなの昼ご飯買いに行く〜って外出て行きましたよ?」
『え"、そうなんですか?!いつの間に.....』
と、スマホを開くと
めいちゃん夜ご飯の材料いるものあったら教えて!!!
と、通知が。
気を使わせちゃったな.....と言うか、そんなに長い時間考えてたんだ、私.....

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:ねこみや | 作成日時:2023年12月25日 20時

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