マジフト大会1回戦目 ページ29
司会｢それでは､選手の入場です!｣
私達の対戦相手はオクタビネル寮
互いに行進して向かい合う
バル｢では対戦相手に握手を｣
バルカスの指示で握手ををする
オクタビネル寮のリーダーと思われる人が私を品定めする
……視線が気持ち悪いなぁ……
恐らく､弱いと思ってるんだろうなぁ
まとわりつく様な､ねっとりとじっくりとした視線……
実父の事を思い出す……
あの人もこうやって私のことを見ていた
バルカス｢では先行後攻をコイントスで決めるぞ!表が出たらオクタビネル､裏が出たらイグニハイド……両者異論はないな｣
オク｢ないです｣
私も皆の方をチラリと見
ルデヤ｢はい｣
と答える
バルカスの投げたコインが軽快な音を鳴らし宙を舞う
バルカス｢……先行はオクタビネル!｣
それぞれ配置に着き攻撃に身構える
バルカス｢始め!｣
笛の音と共にオクタビネルの攻撃が始まる
寮の代表に選ばれただけすごく強い
授業中にやった２年対１年のマジフトよりも手強かった
けど
司会｢おっと!!防戦一方だったイグニハイド寮がディスクを奪った〜!｣
私達だって練習して上達した
イグ｢アヴェマリア!早く前線に行け!｣
イグ｢ゴールを守る役目は僕たちに任せて｣
イグ｢ルデヤ!お前はガンガン攻めろ!｣
仲間の言葉を信じ前に出る
ディスクが回ってきてそのままゴールを決める
司会｢先に点を取ったのは〜イグニ〜ハイド〜!｣
ルデヤ｢この調子でやるぞ!｣
イグ｢お〜!｣
観客席からはイグニハイド寮生が応援してくれてる
シュラウドさんやシュラウド君も
彼等に手を振り戦線に戻る
笛の甲高い音色で幕を閉じた
司会｢この熱き試合……勝利を掴み取ったのは……イグニ〜ハイド〜!!｣
イグ｢い､ｨやった〜!｣
イグ｢勝ったんだ〜｣
その場に倒れ込む人や勝利を噛み締めてる先輩方を見てホッとした
試合前はあんな感じだったのに……何とかなりそう
と思ったのは束の間
イグ｢どうしよー!!今度こそ終わりだー!!｣
イグ｢ﾀﾀ｡対戦相手がサバナクローなんて!!｣
イグ｢僕達と正反対の人達じゃないか〜!!｣
また……騒ぎ出した……
さっきの威勢はどうしたんだよ先輩達!!
頼むから不安になるような言葉を連発するのは止めてくれよ!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aikattse(プロフ) - うさもちさん» ありがとうございます!!ゆっくり更新ですが暖かい目で見守っていただけると嬉しいです！応援､ありがとうございます!! (2020年11月15日 20時) (
レス) id: dd8db54d65 (このIDを非表示/違反報告)
うさもち - コメント失礼します。とても面白いです！すごく話の続きが気になります！更新頑張ってください！ (2020年11月6日 9時) (レス) id: dcb002d364 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aikattse | 作者ホームページ：http://kattse0624.
作成日時：2020年9月21日 0時
