愛を叫んでたら推しに聞かれた【センラ】

聞かれた9 ページ12

「僕ね、たまに思うんです。」

2人ともお酒が入ってふわふわしてきた頃センラさんが呟く。

「何でみんな好きでいてくれるんやろ、って。うらたんみたいに皆をまとめられないし、志麻くんみたいにカッコいいわけでもない。坂田みたいに明るい、ムードメーカーみたいな人でもない。なのに...何でやろう……」


酔っているのかそんなことを考えたからなのか、若干俯いている顔を見れば涙目で。

...守りたい、守らなきゃ。とか思った
かける言葉を探す前に口が開いて、そこから言葉を繋いでいく


「何を...不安になってるんですか。そりゃうらたさんはしっかりしてるし、志麻さんはカッコいいし、坂田さんは明るくて楽しいですよ。でも、だからって何でセン…せんくんのいい所がないって...そんなこと、ありえないです。」


センラさんが顔をあげる


「いい所なんて、人それぞれに決まってるじゃないですか。そんなことで悩んでても唯の時間の無駄ですよ。安心してください。私はせんくんのこと大好きですよ」


さっきまで普通に好きって言ってたのに急に恥ずかしくなって下を向いてしまう

そのままチラっと盗み見したらびっくりしたみたいな顔でこっちを見てる
そしたらふふって笑い出すセンラさん。

「な、何で笑うんですか〜！」

「いやぁ、何でもないですよ？」

とか言ってるけどちょっと笑ってて
でもその後結構真剣な顔になって

ん、そうか。そうですよね、って呟いてから

「お陰で元気、出ました。ほんま、ありがとうございます」

って満面の笑みで言った。









ずるいよそんなの、余計好きになっちゃうじゃん...


＊
夜じゃなかったですね、すみません、こんにちは！

今回のはちょっとマイナスな想像が入ってしまいまして...w

この作品ってどういう方が見られてるんですかね？センラーさんですかね？

これはですね、共感されるであろう本音を夢小説と混ぜたものなのですが。共感出来ますかね？どうなんでしょう。ということを考えながら作っております。頑張ります

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