彼女と僕の毎日〜6月〜【まふまふ】

6月8日 ページ9

Aとあまちゃんとキヨと僕の四人で焼き肉を食べに来ていた。




ま「さっきね！」

天「ん？」




と、僕はさっきまでAと服を買っていたことを話した。




＿＿＿＿



マタニティショップでAのワンピースを見ていると、店員さんに捕まった。




ま「好きに選んでいいからね」

『うん！』




店員「御兄妹で買い物ですか？ いいですねぇ」

『あっ、やっぱり私、お姉ちゃんに見えますか？』

ま「ん！？ 妹でしょw」

『いやいや、お姉ちゃんに見えますよね？』

店員「お、御姉様でしたか…！ 申し訳ありません！」





『気にしないでください』と、ニコニコしているA。





全然お姉さんじゃないけどね。


なんなら、年下なんだけどね。


ってか、兄妹じゃないんだけど。





…僕ら、夫婦に見えないのかな…





店員「こちらのワンピースが当店で一番人気なんですよ！」

『わぁ！ 可愛い！』





Aはそのワンピースを即決して、レジへ店員さんと向かった。





『あ、なんで兄妹だと思ったんですか？』

店員「そんなの簡単ですよ！ 雰囲気とか顔とか似てるからですかね！」




そう言われてなんだか嬉しくなる。





だって、Aが僕色に染まっているみたいで。



僕がA色に染まってるみたいで。






店員「ですが、兄妹で来るって珍しいですね」

『そうですよねぇ』




少し、話していたら時間が迫ってきていた。




『あ、そろそろ行かなきゃ…また、来ますね！』

店員「はい！ またのご来店を」

『行こっ！ "旦那"さん！！』

ま・店員「「！！？」」




＿＿＿＿



ま「ってことがあったんだよ！」

天・キ「「…」」

『だって言うタイミング逃したんだもん』

天・キ「「いやいやいや、ちょっとまて」」




天「え、今、何ショップって言った？」

ま「マタニティショップ」

キ「え、何？ A、妊娠してんの！？」

『うん』

天「おめでとう！！！！」

キ「よかったなっ！！！ 大きくなったら遊ばせろよっ！！」






ま「『あ。』」

『結婚式(仮)で皆に言う予定だったのに』

ま「ごめんw」








_ゲーセンにて_



天「まふくん、A、これあげる！」

『カービィの袋 可愛いね』

天「うん！ お祝い！」

ま「ありがとう！」

キ「じゃあ、俺は…あげねーや！」

『最初からキヨに期待してないから』

キ「なんだよ！」

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