NRC生活３日目 ページ14
ミヤビ)
ん………あれ？私……どうしてたっけ？？
私は気付けば部屋のベッドに寝ていた。確か…マレウスが窓から入って来て少し話したのは覚えてるけど………
ミヤビ)
あれは夢？？とにかく、起きて着替えよう。
私は、ベッドから降りてお風呂に入った。それから職員室に向かうべく身形を整え髪や尻尾の手入れをして
ミヤビ)
よし！できた！さて、職員室に行ってみよう。
私は自室を出て、まだ静かな職員室に向かった。
職員室に来たのは良いけど、先生方は未だいらしてなかった。私は職員室から１度出て職員棟を少し見て回っていた。歴史を感じる装飾や建物内部を目にして
ミヤビ)
初めてゆっくり見たけど…素敵………
大きな窓からは、お日様の光が差し込んでキラキラして辺りの装飾を照らしている。本当に素敵な所で…まるで自分が何処かの令嬢にでもなったかの様に思えた。
ミヤビ)
ん？何で、そう思ったんだろう？
頭の中では断片的に柔らかいタッチの絵が浮かんでいた。
ミヤビ)
今日は、図書室に連れて行ってもらいましょう。
そう、独り語ちて来た道を戻っていると、チラホラ先生方の姿が見えた。その中にクルーウェル先生が見えたので私は駆け寄った。
ミヤビ)
クルーウェル先生！おはようございます！
クルーウェル)
おはよう、ミヤビ。(ん？この匂いは…)
ミヤビ)
クルーウェル先生？
クルーウェル)
いや、何でも無い。さぁ、行こう。
私はクルーウェル先生の少し後ろを着いて職員室に入って行きました。
朝礼だと言われて学園長先生の話しを聞いて、まだ生徒も静かな朝に私はクルーウェル先生と少し学園を見て回っていました。
ミヤビ)
クルーウェル先生、この学園は本当に素敵な所ですね？
クルーウェル)
当然だ。此処は魔法が使える者が集い学び巣立つ場所。我等教師が長年掛けて護って来た大切な場所でもある。外部から来た、お前にそんな風に言われるのは嬉しいものだな。
ミヤビ)
私、此処に来られて何だか嬉しいって思っています。
クルーウェル)
そうなのか？
ミヤビ)
何で、そんな風に思ったのかは分からないんですけど…あっ、クルーウェル先生！図書室に連れて行ってくれませんか？
クルーウェル)
急に、どうした？
ミヤビ)
何かしら思い出せるかも知れませんし、手掛かりも……
クルーウェル)
分かった。今日の放課後一緒に行くとしよう。部活を見る必要も無いしな。
ミヤビ)
クルーウェル先生！ありがとうございます!
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作者名：iceblast5 | 作成日時：2020年12月2日 2時
