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「はい、到着」
「Aちゃん!」
「エマちゃんっ」

蘭、竜胆に連れられ無事に目的地まで辿り着いたA。

「ここまで案内してくれてありがとう!蘭ちゃん、竜胆くん」
「いーえ♡」
「ん、Aと話せて楽しかった」


2人に向き合い丁寧にお礼を言うA。蘭と竜胆は柔らかい笑みを浮かべている。


「また六本木おいで〜。今度は俺らとあそぼ♡」
「はい、連絡先」
「わ、ありがとう…!登録しとく!また連絡するね」


じゃあね、と手を振ると2人も振り返す。最後にAとエマ2人でお辞儀し、目的のレストランへと入る。


「Aちゃん、俺らのモンにしたくね?竜胆♡」
「…言っとくけど、Aに声かけようっつったの俺だからな」
「細けェ〜」


_____


「エマちゃん1人で待たせてほんっとごめん…!危険な目に遭ってない?」
「ぜーんぜん!ウチもさっき来たとこだったし、寧ろAちゃんの方が心配だったよ」


エマはパスタをくるくると巻きながらそう言う。

「でも優しそうな2人に助けてもらっててよかった!Aちゃんに何かあったら、マイキーとシンイチローの2人に怒られるし」
「あはは…マイキーと真一郎くん、エマちゃんに怒るの?」

想像つかないなあ、とAはサラダを口に運びながら言うと、エマは首を横に振った。

「あの2人、Aちゃん関連にはチョーうるっさいから!ウチにも容赦ないよアイツら…」

「そうなんだ…なんか意外」
「そ?結構Aちゃんにアピールしてるじゃん!」
「アピール…?」


心当たりがない、とでも言うようにAは首を傾げる。

「まじか…マイキー、シンイチロードンマイ」

そんな様子のAをみて、エマは少し2人を可哀想に思った。
あれほど分かりやすいアピールは無いのに…と。

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まる(プロフ) - 律さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - YUKIさん» よかったです…!続編もよろしくお願いします。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
- 90話が2つあります (2022年3月24日 14時) (レス) id: 9309c00326 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 見るのが初めてだったのでよかったです。 (2022年3月1日 17時) (レス) @page32 id: 4941e1735c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 芹奈さん» 遅くなり申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。訂正致しましたので良ければご確認ください。 (2022年2月3日 1時) (レス) @page16 id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる | 作成日時:2021年9月21日 17時

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