79 ページ29
.
「はい、到着」
「Aちゃん!」
「エマちゃんっ」
蘭、竜胆に連れられ無事に目的地まで辿り着いたA。
「ここまで案内してくれてありがとう!蘭ちゃん、竜胆くん」
「いーえ♡」
「ん、Aと話せて楽しかった」
2人に向き合い丁寧にお礼を言うA。蘭と竜胆は柔らかい笑みを浮かべている。
「また六本木おいで〜。今度は俺らとあそぼ♡」
「はい、連絡先」
「わ、ありがとう…!登録しとく!また連絡するね」
じゃあね、と手を振ると2人も振り返す。最後にAとエマ2人でお辞儀し、目的のレストランへと入る。
「Aちゃん、俺らのモンにしたくね?竜胆♡」
「…言っとくけど、Aに声かけようっつったの俺だからな」
「細けェ〜」
_____
「エマちゃん1人で待たせてほんっとごめん…!危険な目に遭ってない?」
「ぜーんぜん!ウチもさっき来たとこだったし、寧ろAちゃんの方が心配だったよ」
エマはパスタをくるくると巻きながらそう言う。
「でも優しそうな2人に助けてもらっててよかった!Aちゃんに何かあったら、マイキーとシンイチローの2人に怒られるし」
「あはは…マイキーと真一郎くん、エマちゃんに怒るの?」
想像つかないなあ、とAはサラダを口に運びながら言うと、エマは首を横に振った。
「あの2人、Aちゃん関連にはチョーうるっさいから!ウチにも容赦ないよアイツら…」
「そうなんだ…なんか意外」
「そ?結構Aちゃんにアピールしてるじゃん!」
「アピール…?」
心当たりがない、とでも言うようにAは首を傾げる。
「まじか…マイキー、シンイチロードンマイ」
そんな様子のAをみて、エマは少し2人を可哀想に思った。
あれほど分かりやすいアピールは無いのに…と。
2290人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる(プロフ) - 律さん» ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - YUKIさん» よかったです…!続編もよろしくお願いします。 (2022年4月10日 23時) (レス) id: da53087094 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 90話が2つあります (2022年3月24日 14時) (レス) id: 9309c00326 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - 見るのが初めてだったのでよかったです。 (2022年3月1日 17時) (レス) @page32 id: 4941e1735c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 芹奈さん» 遅くなり申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。訂正致しましたので良ければご確認ください。 (2022年2月3日 1時) (レス) @page16 id: 7672e7a131 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まる | 作成日時:2021年9月21日 17時