浦島坂田船の冒険3〜魔王そらまふと迷いのプリンセス〜

51 トレジャーハンターの狙い ページ8

A side







……あれ……でも何で…？






A「わざと私たちに挑発を？…会ったことあったっけ？」







まーしぃとセンラを見ると、二人とも首を振った。





すると、またクプラが口を開いた。





ク「いや、初対面………正確に言えば、宿場町でお前らを見つけたんだ。」




宿場町………私たちが昨日泊まってた所か。









……ということはつけてきたの…？









セ「なんで俺たちをつけてきたん？」





センラは理由次第ですぐに斬りつけられるように、槍を構えながら問う。






しかしそんなセンラを無視して、あるふぁきゅんと名乗った女性はつかつかと歩み寄り………









…









…私の目の前に立った。






あ「…あんたのその杖。それ、トレジャーハンター界じゃS級のお宝なんだよねぇ…！」




志「…っ！センラ！！」



セ「分かってる！！」








すぐに二人は動いた！




_____しかし！






あ「…おっと！」




志麻セン「「…っ！？」」




A「…んなっ……！？」






あるふぁきゅんはくるりと身をひるがえし、自分に向けられた杖と槍を…







.









.









……両手に持った短剣で、“受け止めて”いた。

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