浦島坂田船の冒険3〜魔王そらまふと迷いのプリンセス〜

80 うらさかの『恋』 ページ27

坂田 side






…ファッ！！？←






坂「んなっ…！なななななななに言うてんねんままままままーしぃ！！！お、おおおお、おお、俺が…Aちゃんの…こと……す、すすすすすすすすすすすすすす(((」



志「…とりあえず落ち着け坂田。」






まーしぃは俺の隣に腰掛ける。




俺もまーしぃの隣に腰をかけた。








志「Aにさかたんって呼んでもらったときの反応とか……お前のあいつに対する行動見てりゃ、誰でも分かる。」






まじか…俺そんなに分かりやすかったんか…。





…まーしぃの言うとおり。





坂「…初めてAちゃんに会ったとき、純粋に………か、可愛いな…って、思った。」







話してるだけでめっちゃ恥ずかしい…！








坂「……そ、そんで、行き倒れてた俺たちにパンくれて……優しいな、って思って………それで……。」


志「………好きになったんやな？」



坂「…………………ぅん…………。」









☆★☆★☆★





うらたぬき side




セ「…わかんね？」




センラの問いにこくっと頷いた。




う「…Aがすごい力を持ってるのは知ってる………でも心配なんだ。あいつには危険な目にあって欲しくないし…それに。」



う「………あいつの笑顔をずっと見てたい。『うらたん』って呼んでくれて、明るくて、優しくて、努力家で、可愛くて……
そんなあいつには、いつまでも笑顔でいてほしい。」







…なんか、すげぇ、こそばゆい…！









…目の前にいるラマンはすっげぇ顔キラキラしてるし…。




セ「うらたん！！」




うお、びっくりした…！←




う「…な、なんだよ…？」



セ「それは、紛れもなく……





…恋してるで！！」







……これ…が、恋……？









…









…もしそうだとしたら……









…









う「俺のこの思いは、しまっておくべきだな。」

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