10話 ページ14
A目線
朝食を食べ終わって、僕は皆に目の事を話す事にした。
もちろん…ほとんど嘘だけどね。
皆が真剣な目で見てくるのにこんな嘘を話していいのだろうか。
と何度も悩んだけど、やっぱり人間は信用できる人は少ないと思う。
目の事を知ってるのは96ちゃんだけだけどね…。
A「えーとね…実は僕の目は左右で色が違ってこんな感じになってるんだ。」
そう言って僕は眼帯を外した。
皆の表情が驚きに変わった。ああ、また嫌われてしまうのだろうか。
もう嫌われる事にも慣れてしまったけどね…やっぱり、嫌われるのは少し寂しいかもしれない。
A「僕の目の色は元々は同じ色だったんだけど…ある日突然違う色になってたんだよねー。まあ、これで僕を嫌いになるんだったら嫌っても良いよ。」
そう言って僕は笑顔を見せた。
まふまふ「ならないよ。嫌いになんてなる訳ないじゃん!!」
そらる「俺もまふと一緒の意見だ。」
坂田「どんなにコトが変わっても俺たちは嫌いにはならない!」
うらた「コトハはもう俺たちにとっては家族のような存在だ。」
他の皆も表情が変わった。
ああ、嫌いになんかなってくれないんだな…離れていかないとか初めてだ。
家族か始めて言われたな。
涙が出てきそうな顔を笑顔に変えて皆に言った。
A「皆、ありがとう!これからもよろしくね!!」
皆「「「おう/はい/うん!!」」」
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そらる目線
コトハから話があるそうで皆が集められた。
目の事って言ってたけど何か病気なのだろうか。
そんな事を考えていたら、コトハは眼帯を外して笑っていた。
コトハの目の色は左右で違っていた。
隠していた方の目の色は、少し黒が入っている白の様な灰色っぽい目の色をしていた。
そしてコトハは言った。
A「これで僕を嫌いになるんだったら嫌っても良いよ。」
一瞬それに驚いてしまった。
けど、そんな訳ないじゃないか。
まふまふ「嫌いになんてなる訳ないじゃん!」
そう、まふが言ったから俺も一緒だとコトハに伝えた。
皆の意見は一緒だったようだ。
コトハもそれに安心したのか泣きそうになっていたけど、ありがとうと笑顔で言ってくれた。
コトハは俺よりも年下で俺たちが守っていかないといけないとこの時にふと思った。
歌い手としても仲間としても…。
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トーラン☆★(プロフ) - いむさん» そうだったのですね!気づきませんでしたすみません…他のメーカーなどで作ってみますね!!わざわざコメントありがとうございます。 (2020年6月8日 1時) (レス) id: b5a5c57de5 (このIDを非表示/違反報告)
すいた - ゆる女子メーカーの作者がメーカー消したのであんまり載せない方がいいと思います (2020年6月4日 22時) (レス) id: 843e1af499 (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - いむさん» コメントありがとうございます!最初は19歳という設定でしたが、途中から24歳にしたので変わってない所が所々あります…。一応変えたつもりですが、変わってない所がありましたら教えて貰えると幸いです。 (2020年6月1日 2時) (レス) id: b5a5c57de5 (このIDを非表示/違反報告)
いむ - いつも楽しく読ませて頂いています!1つ質問なのですが、夢主ちゃんは何歳なのですか?19歳だったり、24歳だったり、未成年と言ったり、よく分からなくなってしまって、、できたら教えて頂きたいです (2020年5月31日 10時) (レス) id: 27856c259b (このIDを非表示/違反報告)
だっち(プロフ) - いえ!!急な指摘失礼しました…m(__)m (2020年2月20日 18時) (携帯から) (レス) id: 7167dc6512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トーラン☆★ x他1人 | 作成日時:2019年7月19日 15時