まふまふの女版

女版。19 ページ20

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「…。」


「…。」




Aさんがお菓子を買いに行くことになり、その後を追うように来た僕。


そらるさんたちに行けって合図され、何を話したらいいのかわからないまま来てしまった。


でも、やっぱり女性1人は心配だし…。



なんて、隣で歩いているだけで緊張している僕に会話は難易度が高い。




「まふまふさんは、何買います？？」




と、そんな僕を見かねてか、話かけてくれるAさん。



そっか、僕だけリクエストしてなかったんだっけ？


そりゃだって、憧れの人をパシリにするとか無理でしょ！



でもそうだなぁ、自分が行くなら別かな。




「ア、アイスにしようかなって、思って、ます…。」




もうー！！


僕の意気地なし！！


なんで最後までしっかり言えないの？！



天月くんとかluzくんが羨ましい…。




「ふふっ、この前から思ってたんですけど、そんな緊張しなくて大丈夫ですよ？

同い年ですし、タメでいきましょ！」




そんな僕を見て、にっこり笑ってそう言ってくれるAさん。


なんか、心がキュってなった気がした。



…なんだろ、なんか顔が熱い。


って、早く返事しないと！


会話のキャッチボールしなきゃ！




「あっ、えっと、じゃあ、Aちゃんって呼んでもいい？」


「うん！じゃあまふくんって呼ぶね！」


「わ、わかった！！」




うわ、うわ、えっ、どうしよう！


嬉しすぎる…！！



っていうか顔熱っ？！


どうしたんだろ、熱かなぁ？


うーむ。



ま、いいや！


今はAちゃんとの買い物(パシリ)楽しも。





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