第6話─莫迦な2人─ ページ7
「このバカ兄弟がああああああああぁぁぁ!!!!!!」
なんか、デジャブ〜( ̄▽ ̄;)
本日二度目の国木田先輩からのお叱りである。痛いよぉ〜(心が)
国木田「貴様迄入水か!?何故そんな濡れるのだ!!!」
「兄貴に突き落とされた」
太宰「え!?!?突き落とされるような発言したのはAでしょ!?」
「はぁ!?突き落としたのは事実でしょう!!?」
突き落とした、突き落とされたの口論をみんなが聞いてて、皆の顔が「馬鹿なの?」と云いたげな表情だった。国木田先輩は、私たちを見て呆れてものも言えない様だった。
国木田「取り敢えず!社内が濡れる!始末が大変だから早くタオルで拭いてこい!!!」
太宰&A「はァ〜い/はい!!」
そう云って2人でせっせとかるーく頭とかを拭いておく。その時に兄が口を開いた。
髪をタオルで拭いておく。すると、兄が云った。
太宰「A」
急に私の名を呼んだことに、少し驚いたものの慣れてる声で「うん?」と云った。
太宰「何時になったら私の元へ来てくれるんだい?」
その言葉に、タオルで髪を拭いていた手が止まる。──マフィアを辞めろと兄は云いたいのか。
「マフィアを辞めろって事?」
太宰「ああ、そうだ、」
その言葉に、私は兄に呆れた。簡単に辞められたらとっくに辞めてる。だが、兄は其の場所から逃げることが出来た、だが、それでも2年間姿をくらました。おかげでその間私が大変だった。
兄でもそんな面倒なことをして、辞めているのだから私は、兄より莫迦で何も出来ないのだから、兄と同じことすればすぐ捕まって、私は地下牢でマフィア流のごう問とやらを受けなければ成らない。
所詮、裏切り者扱いになる。
「辞められる訳ないじゃん、」
そんな事云って止めていた手を動かして、髪をわしゃわしゃとした。
太宰「じゃあ、私が森さんの所に………!!」
「......裏切り者の立場で何が出来んの?」
つい云ってしまった。でも、兄の矛盾の行動と私の心情なんか知らない癖に。
太宰「ッ、ぁ、A………」
私のことを、幻滅した?もう、あんな兄貴の勝手な行動で私の人生狂わせないで欲しいッ。
「兄貴に、...何が出来んの?もう、俺の事なんて......どうだっていいだろう?」
太宰「違うんだよ、私は君を思って、!」
その途端、私はその場から逃げるように兄の言葉を遮ってドアを開けてその場を出た。
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うり太郎(プロフ) - まだ設定しか読んでいないのですが、純粋に異能力多すぎでは・・・?ただ思っただけなので、特に気に止めて頂かなくて結構です。 (2021年11月14日 21時) (レス) @page1 id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
華紅薇(プロフ) - ともさん» ともさん!!コメントありがとうございます!一気に読んでくださったんですか!ありがとうございます(*^^*) (2021年9月6日 18時) (レス) id: b469182880 (このIDを非表示/違反報告)
とも - おもしろくて一気に読みました!更新楽しみにしてます!! (2021年9月6日 0時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魚Aya | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maasasr/
作成日時:2021年8月14日 0時