第37話─演技─ ページ38
中也は、冷や汗をかいて、そして息がしなくなった。
芥川「中原さん!!!」
男「それは愉快!!!だから云っただろ?俺に歯向かう奴等は、強いと云っておきながら弱いんだよ!!!しかも、其奴、ポートマフィアの五大幹部っていう強い奴なんだろ?屁でもなかったな!!」
ケラケラと嗤っていた。私は口元をニヤリとした。
「それはどうかな」
「ああ?」
その途端───
───プシャッ
周りにいたヤツらは血飛沫を上げて死んだ。
「は、?は?は?なんで、なんで?」
挙動不審になってる。全員
私らは銃なんて抜いてもないし、撃ってもない。男たちが撃ったのだ。じゃあ、なぜか。
そして、中也が何も無かったかのように立ち上がってニヤリと不敵な笑みをこぼした。
男「ど、どうして!!!お前っ!」
中也「悪いなぁ、お前らの攻撃マッサージにもならなかったぜ?」
男「血なんか!!血なんか出てないだろ!!」
「流石、中也さん!!マフィア一の幹部様なのに演技も天下一品とは弟子にしてください!!」
中也「おう、そうか?」
中也さん、少し照れてます。可愛いです。
「それに加え、芥川くん君も最高に良かったよ」
芥川「ゲホッ・・・そうですかっ、ゲホッ・・・?」
男「グヌヌッ・・・・・・」
では!説明しよう!何故彼が銃弾を受けていないのかというと、私の異能。〖因果応報〗を使ったからである。相手は殺してやると考えて私らを撃つ。私に銃を撃てばそっくりそのままお返しできる。だから、私に銃で撃った銃弾はそのまま相手に帰ってくるのである。
男「クソッ、」
「じゃあ、さっさと死んでくれる???」
そう云って銃を相手に向ける。すると、男はわたしに指さした。
「何?」
男「お前、Aだろ?」
急に名前を云われて少し戸惑う、だが、至って冷静だ。
「人違いだ」
男「いやそうだ、お前、──俺が虐めてたAだ」
少し背筋が冷えた。頭が少しボーッとした。
男「覚えてねぇか?俺が小学校の頃、お前を俺ら数人で虐めてたんだよ、楽しかったな、あの時・・・俺らでお前囲んで、服脱がしたり」
「何処からそんな情報仕入れてんの?てかさ、他人の情報他人に云うの、糞がやることだよ?」
男「だって・・・お前、
─────女じゃん」
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うり太郎(プロフ) - まだ設定しか読んでいないのですが、純粋に異能力多すぎでは・・・?ただ思っただけなので、特に気に止めて頂かなくて結構です。 (2021年11月14日 21時) (レス) @page1 id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
華紅薇(プロフ) - ともさん» ともさん!!コメントありがとうございます!一気に読んでくださったんですか!ありがとうございます(*^^*) (2021年9月6日 18時) (レス) id: b469182880 (このIDを非表示/違反報告)
とも - おもしろくて一気に読みました!更新楽しみにしてます!! (2021年9月6日 0時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魚Aya | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maasasr/
作成日時:2021年8月14日 0時