私に構うな、バカ！ (ページ28)

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26話ページ28

空side

カラスなようなものを見ていると銃声がした

するとその烏のようなものは私達の方へと落ちてきて

ドスッと鈍い音がする

見ると黒い服を来た血だらけの

太宰さんだった

そしていつもつけているマフラーは取れており

その首からは植物が

それを見て私は思い出した

4年前、私がまだマフィアに入る前...

最年少幹部、最年少幹部補佐がマフィアを抜け出したと

補佐は当時11歳である任務で異能を受け

これから首には植物が生えているという...

そしてあの双黒の片方の妹であり

双黒の鏡の姫や、悲しみの女神など様々な異名を持つ

最強の少女がいたと

抜け出した2人のなは

幹部の方は太宰治

補佐の方は太宰A

少女はまだマフィアと強い繋がりがあるという

どうしよう...私この子が...嫌われるように仕向けてた...

それ知ってボスに報告されたら...

あ、中也って人も現五大幹部の1人だ

私は震えが止まらなかった

中村｢どうしたの！？震えが...｣

数名太宰さんの悪口を言う者もいた

そして磯貝君が呼んできた人は真逆の

｢ボス...なんで、あ、あぁ...いや｣

ボスはこちらに殺気を向けながら

太宰さんに話す

やはりあの子は...

すごい傷なのに立ち上がり普通に歩き出した

すごい...

彼女が居なくなると

｢首のやつきめぇ...｣

｢あれで歩けるとか化け物｣

なんて言い出す、ダメそれ以上はダメ

死んじゃう

｢ねぇもう太宰さんの悪口やめよ？｣

｢えーなんでー、いいじゃん｣

｢そうだぜ、気持ちわりぃし｣

あぁやっぱり無理か...

あれから数日は彼女は一切学校には来なかった

もちろん敦君も太宰先生も

これから恐怖に怯えて生きるのかな？

殺されたくない...

死にたくない

え？なんで...死にたくないって思うの？

明日は保証されないのに

いつ死ぬか分からないのに

死なんか怖くないと思ってたのに

どうして思うの？