18話 ページ20
貴方side
私は足の力が抜け崩れ落ちる
それを中也さんとお兄ちゃん
『ごめん』
中也「無理すんなよ」
無理はしてないと思うけどな...
太宰「疲れているだろう
明日は彼等と合流だゆっくり休んで行き給え」
私は頷き
中也さんにおんぶをされそのまま夢の中に入る
夢を見た...
その夢はまだマフィアにいた頃、遠くから自分を見ている...
『さぁ、はき給え
君の組織とアジト、ボスの居場所でどんな異能を持っているのか』
「言う訳...無いだろ」
ぐちゃぐちゃになった顔で私を見上げる捕虜
私は溜息を付き
また爪を1枚と剥がし同じ質問を繰り返す
相手が情報を吐くまで同じことの繰り返し
そして情報をはいた捕虜は用済みとなり
頭に弾丸を1発入れ込むと
捕虜は人形のように首が、手首がカクンっとなった
私はその捕虜に背を向け
『処分しといて』
と部下に言う
その目は黒く闇に染っていた
場面は変わり
私の目の前に敷石を噛ませている裏切り者
あぁこの人は私が信用していた人だったんだっけ?
『ねぇ...なんで裏切ったの?信じていたのに...』
涙を流しながら裏切り者を黒い目で見下ろす私
捕虜は言った
「すいません、私も貴方の事は信用していました
ですが私は...人を救いたかった」
透き通る鈴の音の様な子だった
私はその子にごめんねと呟き
頭を踏む
その時に顎が砕けもがき苦しむこの声を足で裏返し
『さよなら』
と胸に3発弾丸を打ち込んだ
その時の私はこの子の顔を見ていなかったけど
今みると、涙を流し、幸せそうに笑っていた
そして打ち込む前にその子は口パクでありがとうと言っていた
何故?
また場面は変わり
私の部下が抗争で亡くなって行く瞬間だった
とても悲しかったな...
私には異名が幾つかあり
その1つに悲しみの女神だった
多分理由は部下が無くなる度に涙を流していたからだろう
マフィアなのに変な人だな...
自分で何を言っているんだろう
目を覚ますと目から涙を流していた
泣いたのか...
懐かしい夢だった
私は制服に着替えお兄ちゃんとE組な合流をした
頭が痛かった...嫌な予感がする...
私の予想はお兄ちゃんと同じ様に当たるから
当たって欲しくなかった
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ゆき - うん! (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - ゆきさん» おー、良かったなー (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - スマホ!もらったよ!! (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - ゆきさん» んー (2019年6月29日 17時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - イアデビ!久しぶり! (2019年6月29日 16時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イアデビル | 作成日時:2019年5月9日 19時