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「だっはー!疲れたー!!」
96猫さんが浜辺に思い切り倒れる。
わたし+さかせんVSうらしまねこ+美香の振り分けで始まったこの試合は、わたしががむしゃらに暴れたおかげで勝つことが出来た。
「あー、久しぶりに動いたわ。明日筋肉痛やな」
坂田さんが海にぷかぷか浮きながらため息をつく。
「Aちゃーん」
「え、な、何ですか志麻さん」
にやにやしながら近づいてきた志麻さんに何かの警報が鳴る。……何か変なこと考えてません??
「ねー、いつそのパーカー脱いでくれんの?」
「……脱ぎませんよ何言ってるんですか!」
警報は正しかったです。やだ志麻さんには生足美人な志麻リスがいるでしょ!!
「えー折角買ったのにぃ」
「お金が欲しいのなら返しますから!」
「着ているとこを見てみたいのー」
後ろに逃げてもついてくる。とっさに海の中に逃げた。
「なんでついてくるんですかー!!」
「そのパーカーを脱いでくれれば全部終わる話やで?」
「それが嫌なんですよー!」
わたると同レベルの鬼畜モードだああああ志麻さん割と意地悪なんですねええぇぇえ!!!!
「ああもう
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」
「……あ、やべ」
名前を呼んだ瞬間に来た。なんでそんなはやいの、待機してたのきも。
それにしても志麻さんまた海に沈まされてるよ。SなのMなのどっちなの。
……青春だねっ☆もう深く考えるのやめるよ☆
「そろそろ時間なんで帰りましょ〜?」
センラさんのママンモードの声により帰る準備を始める。
……ああ体痛い。明日筋肉痛確定だ。
半端ない倦怠感の中着替えて車に乗り込む。
「帰るまで暇やなー。何して暇潰す?」
「やっぱあれでしょ、お仕事」
「え、仕事すんの?」
「あほか坂田、歌うってことだよ」
「そゆことね」
……歌う気力あるんですか、すごいな。
「美香、わたし寝るからついたら起こして」
「りょー。ゆっくりおやすみ」
「きゅん」
茶番をしてから目を閉じる。あ、なんかすぐ寝れそう。
わたしが寝ようとしてることに気付いたのか、4人はゆったりとした曲調のものを歌ってくれた。
じゃあそれに甘えて、おやすみなさい……
***
「うらたん、君のお姫様寝たよ」
「あ、ほんとだ」
「お姫様は否定しないのね」
「当たり前だろ」
「……王道はつよい……」
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絵怜音(プロフ) - 亀さんさん» コメントありがとうございます!お、たすくさん!亀さんになってもよろしくです!リクエストありがとうございました!楽しく書かせて頂きました! (2020年3月20日 12時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - あ。間違えた。お久しぶりです!!!もと翼。ーたすくーです! (2020年3月20日 12時) (レス) id: 1af3b4280f (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - え。死んだ。リクエスト書いてくださってる……! (2020年3月20日 11時) (レス) id: 99a2eebfea (このIDを非表示/違反報告)
絵怜音(プロフ) - 彩華 ぴあのさん» コメント&リクエストありがとうございます!ナンパの人、懐かしいですよねw笑って頂けて嬉しいです。リクエスト了解致しました!ぜひ書かせて頂きます! (2020年3月20日 8時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
彩華 ぴあの(プロフ) - ナンパの人ので吹きました(笑)超懐かしい……もうあったらすみません。リクエストで女の子の日のエピソードを……お願い出来ませんか? (2020年3月19日 22時) (レス) id: 4d63d0190f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:絵怜音 | 作成日時:2020年2月7日 22時