メンヘラちゃん ページ25
*
あのですね、今ちょっと暇だったからスタンプを数えてみたんです。すると、わたし1個でわたる5個。
わたしめっちゃ負けとるやんけ！！！
いやいやでも、力の差とか仕方ないと思うんです。
で、わたしがわたるに勝てることと言ったら。
「っちょ、なんだよ、」
いたずらしかないよね！！！
メンヘラちゃんになってみます。わたるんだいすきちゅっちゅ。……おえ。
とりあえずソファーに寝そべってスマホをいじっていたわたるに思いっきし突っ込んで上に跨った。勢い大事。
「……わたる、」
声をか細く出して、わたるの顔に視線を彷徨わせる。メンヘラちゃんを独断と偏見で演じてます。
「なんだよー、今Twitterしてたんだけどー」
「……わたしよりもついったー？？」
「はぁ？なんでだよ」
「ねえわたる、わたるはリスナーさんのこと好き？」
わたるの声に被せて言った。わたるは面食らった顔をしている。おもしろ。
「別に、好きだけど」
「……そっか、わたしのことなんて嫌いになったんだ」
「お前どうした、なんかおかしーよ」
そりゃ演技ですからね。それにしても、この緊張、バックハグぶりだな。たっのしー！
「わたしのことが好きならリスナーさんに好きって言わないで」
「え、別にいーじゃん」
「……やめてよ。心配させないで、すぐに連絡に反応して、ずっとそばにいて、わたしだけに愛をささやいて、ねえ、」
演技に合わせてポロポロと涙をこぼす。これワンチャンわたし女優なれるんじゃね？
「ねえお願い、もうどこにも行かないで、わたしのことずっと束縛して、中毒にして逃げられないようにして、わたる」
「……っるせーな」
わたるの一言でピシリ、と空気が止まったような気がした。
恐怖からか言葉はピタリと止まる。でも涙は止まらない。ぼやける視界でわたるを見たが表情まではわからなかった。
「束縛だって、していいならするけど？部屋に閉じ込めてもう二度と出れないようにして、鎖で縛って、目隠しとか色んなプレイして、毎日可愛がってあげる」
「っ、じゃあしてよ！！」
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絵怜音(プロフ) - 亀さんさん» コメントありがとうございます！お、たすくさん！亀さんになってもよろしくです！リクエストありがとうございました！楽しく書かせて頂きました！ (2020年3月20日 12時) (
レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - あ。間違えた。お久しぶりです!!!もと翼。ーたすくーです! (2020年3月20日 12時) (レス) id: 1af3b4280f (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - え。死んだ。リクエスト書いてくださってる……！ (2020年3月20日 11時) (レス) id: 99a2eebfea (このIDを非表示/違反報告)
絵怜音(プロフ) - 彩華 ぴあのさん» コメント&リクエストありがとうございます！ナンパの人、懐かしいですよねw笑って頂けて嬉しいです。リクエスト了解致しました！ぜひ書かせて頂きます！ (2020年3月20日 8時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
彩華 ぴあの(プロフ) - ナンパの人ので吹きました(笑)超懐かしい……もうあったらすみません。リクエストで女の子の日のエピソードを……お願い出来ませんか？ (2020年3月19日 22時) (レス) id: 4d63d0190f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵怜音 | 作成日時：2020年2月7日 22時
