続・異能力者ショタ化計画 ページ4
翌日。
「……戻ってない。」
相変わらず、モトジロウはちみっこなままである。
「原因……判った……?」
昨日は何やかんやでその辺有耶無耶になってたような。
「……大体の目星は付いてる。多分、この液体だ。」
指さしたのは、テーブルの上の、謎の液体が入ったビーカー。
ラップが上にかけてある。ちゃんとした蓋とか無いの……?
「なにこれ……?」
「……
「科学者っぽくない……」
「『死』を克服することは古来から数多の科学者が挑んできた、科学における永遠の命題であり、科学の究極と言っても過言では無い!だから僕が不死の秘薬を作ろうとするのは必然だ!」
なんか語りだした……
「これを作ろうとしてる途中にジェットが来て、『若返りの薬とかできないの?』とか言ってたから……その影響かな。」
その台詞をうっかり具現化させてしまったと。
そのとき、ノックもせずに誰かが部屋にやってきた。
「梶井、依頼した檸檬爆弾が未だ届いて……おい、梶井は何処だ。」
アクタガワくんだ。
「おーい、此処だよ。色々あってこんな姿だけど、僕が梶井基次郎だ!檸檬爆弾こんなに使うなんて、また抗争でも有るの?」
「……僕は貴様の様な童子は知らん。」
「実験に失敗してこうなっただけだって。信じてくれないの?」
……そうだ。
ビーカーのラップを外し、アクタガワの顔に近づける。
PON!
辺りが一瞬真っ白になった。
「ゴホゴホ……何だ此れは!」
「あ、ちっちゃくなった……」
アクタガワも、私と同じくらいの背丈になっている。
この薬……凄い。
「これで、僕がこうなった経緯について知って貰えた?」
「……戻せ。」
「無理……」
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13 - メアリーさん(ちゃん?)可愛いです。きゅうーんてするです。かじーさん羨ましいのです。 (2016年10月22日 13時) (レス) id: 47ed984e80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キューブ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月16日 19時