太宰さんと異能生命体。 ページ35
太「………あれ?私、Aちゃんに触れてるよね?なんで君消えないの!?」
理「…やっぱり消そうとしてた?
Aが異能を使う瞬間は無効化出来るけど、使った後は俺自体に触れないと消えない。」
敦の入社試験の時もそうだった。と付け加える理久。
太「……それは好都合!」
太宰さんは私を横抱きにして立ち上がる。
『ひぇ!?』
驚きのあまり寄せられた肩を押し返す。が、ビクともしない。
太「あまり暴れないでくれ給え。」
そうだ。これは夢だ。
そう考え、力を抜く。
太「大人しくしていてくれるようだね。
君は敦くんと谷崎くんとナオミちゃん、流石に三人はいけない?なんなら国木田君がもう少しで着くはずだから一緒に帰ってくるといい。」
理「…お前は俺が動く事によってAの体力が奪われる事、知らないのか?」
太「ふふふ、知ってるよ。Aちゃんが寝てる間も動ける事もね。一人で色々試してたみたいじゃないか。Aちゃん連日疲れた顔してたよ。ふふ。でもね、
はっきりとした意識のないAちゃんは、
いつも以上に素直で、抵抗もしなくて、可愛らしいんだ。」
最後にそう聞こえた気がする。私の夢はここで途切れてしまった。
__もう少し太宰さんの腕の中の夢を見たかったです。
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麗(プロフ) - 30ページ 敦を「僕のせいで を は不要かなと思います (2021年4月11日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
一沙 - 夢主、重症と見たり (2020年4月9日 14時) (レス) id: c108e162c7 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 星来さん» ありがとうございます!更新はできるだけ頑張ろうと思っています、一緒にキュンキュンしましょう〜! (2020年3月25日 16時) (レス) id: 6e196d0d59 (このIDを非表示/違反報告)
星来(プロフ) - 今最高にハマってます…文スト作品の中でここまでキュンキュンしたの初めてですわぁぁぁ更新心から応援してお待ちしてます!! (2020年3月25日 10時) (レス) id: 5ba0477dc2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - そるてぃーらいちさん» ありがとうございます!妄想にお付き合いいただき感謝です(*’ω’*) (2020年3月23日 19時) (レス) id: 6e196d0d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぐ | 作成日時:2020年3月13日 1時