【歌い手】難事件解決探偵団 Ⅲ (ページ33)

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事件119 ページ33

坂田視点
朝起きて1階に行くと

坂田「あれうらさん？」

うらた「おはよ、坂田。今日は早いな？」

坂田「う、うん、目が覚めたから」

うらさんはこんな早くに何してるんやろ？

坂田「何してんの？」

うらた「センラ探し、昨日まーしぃとluzが無断目夜探しに行ったんだ」

2人が

うらた「それでも逃げられたらしい…それで早朝に警察に掛け合ってこの街の防犯カメラの映像を貰ったんだ…」

それを早朝から見てるん！？
うらさんそれはすごすぎやん

坂田「うらさん凄いな…」

うらた「センラを探さないと……たとえ犯罪者でも数年間ともに働いてきた仲間なのは変わりないからな」

坂田「俺も探す！」

その時

うらた「いた！ここだ！」

うらさんが指したのは薄暗い路地裏
その薄暗いところでも目立つ金髪
そんなんセンラしかおらん！

うらた「坂田行くぞ！」

坂田「ほかのみんなまだ起きてないやん！」

うらた「メモを置いとけばいいだろ！」

そう言ってうらさんはメモに【センラを探しに行く】と書いて机に置いた

俺は急いでスマホと財布をポケットに突っ込んで外に出た

早朝の霧がかかっている森を2人で走る

霧が濃くて前は見えないがこんなところに数年住んでればもうこの森は俺らの庭のように思えるし、出口だって簡単にわかるからうらさんと俺は簡単に街に出れた

うらた「さてと、さっきの監視カメラの場所にまだセンラは居るな…」

さっきの監視カメラの映像をうらさんはスマホで見ている

うらた「坂田？まだまだ走れるか？」

坂田「もちろんや！」

うらた「それじゃ行くぞ！」