【文スト】森鴎外を攻略します。

首領20話 ページ21

貴女side


あれから半年かぁ…

私はあれから西郷文隆(さいごうふみたか)という大富豪の愛人という役目を淡々とこなしていた

でもあの日の首領の顔がどうにも頭から離れない…




西郷「おいAどうした、そんな所で
此方へおいでさぁ、飲もう」





『ええ、ありがとう頂くわ』




そういいワインを手に持つ



西郷「なぁそろそろ、お前を抱かせておくれ」




ﾁｯまたかこのクソ親父


こうゆう奴を見てると虫酸が走る
さっさと殺してしまいたけど
そういう訳にもいかないし



西郷「金も宝石もやった、綺麗な服も

何が不満なのだ」




『私は本物の愛が欲しいのです文隆様

愛人だけの形は嫌…』




西郷「すまんなぁ、ワシの金目当ての馬鹿女が中々離れんのだよ

やはりお前はそんな事ではなびかない
とても美しい上にまるで高嶺の花だな」



おいやめろあの歌が頭ん中で流れんだろうがコラ



西郷「だがお前への愛は本物だ間違いない」



ドサッ




『な、！何を…おやめください』




西郷「何故だ…」




『も、もう半年、だけお待ちください
その時に私は正式に貴方の妻になりたいのです

こんな未熟者ではまだ到底貴方の隣に立つのは恥ずかしいのです…ですから』




西郷「そうかそんなにワシの事を好いてるのか」




『はい、いけない女でごめんなさい文隆様』




西郷「良いのださぁ今日は飲もう明日はお前の好きな物を買おう」




『はい…』ﾆｺｯ




ふざけんじゃねぇぞこのくそジジィ
私はこんなことで始めてを捧げてたまるか！！！



『文隆様私御手洗に…』




西郷「おお構わんよ」




『失礼します』






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ピッ


『首領、松尾です』



全ては貴方の為に

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