第五十七話_料理 ページ19
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夜に解らないことがあると太宰に聞いたり、本人が居らない時は勝手に携帯から織田か安吾に電話するようになっていた
prrrrrrrr___prrrrrrrrrr___
織田『太宰か?こんな時間にどうした?』
A「……………料理」
織田『その声はAか?
成る程、太宰の携帯から掛けてくるっていうのを覚えたのか
料理は………_____』
太宰「A〜、私の携帯知らない?…………って誰に掛けてるの!?」
太宰は自分の携帯を耳に当ててるAに驚き、直ぐに携帯を取り上げた
「俺だ、太宰」と織田の声が聞こえると太宰は「織田作に掛けていたのかい?」と驚いた顔をしてAに問う
Aはコクンと首を縦に降り、早く返して欲しそうに太宰に向かって手を伸ばす
太宰「段々君、大胆な行動をするようになったね」
苦笑しながらAに携帯を返すと直ぐに携帯を耳に当てる
太宰は其れを見て「Aの携帯買ってあげようかな」と悩むのだった
A「…………」
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__
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太宰「A………?」
朝、太宰は目を覚めし何時も隣で寝ているAが居ないことに気付き驚く
今まで彼女が自分より先に起きたことはなかった
珍しいこともあることだと思いながら太宰は居間に向かう
其処でとても食欲がそそられる匂いがした
太宰「これは………!」
A「………」
机には綺麗に二人分の朝食が置かれていた
太宰「君が作ったのかい?」
A「…………」コクン
昨日織田に料理の意味を教えてもらい、早速実行してみたのだ
どれも初めて作ったとは思えない程の出来栄えだった
太宰「凄いじゃないか!」
A「…………」
太宰「早速食べよう!と言いたい処だけどまずは其の手を手当てしようか」
Aの手には複数切り傷が出来ていた
本人は何の処置もせず其のままにしていたこともあり血がまだ止まっていなかった
太宰「此れから怪我をしたら直ぐに処置すること。此処にある包帯とか好きに使って善いからね」
A「………」コクン
太宰「出来た。其れじゃあ食べようか、いただきます」
A「………………いただきます」
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みゆき(プロフ) - ショタ作さん» ありがとうございます!黒の時代の中で絶対に書きたかったお話の一つなので皆様の印象に強く残ってくれて嬉しいです😆😆 (1月8日 8時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
ショタ作 - このお話めっちゃ大好きです!特にのどかさんと同じで私達が君の名前を呼ぶよって所が印象的でした。これからも頑張ってください。 (1月8日 1時) (レス) id: 916af5240f (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 明日羽さん» 本当にすみません。またやらかしていましたか😭😭😭すぐに直させていただきます!! (2022年9月18日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
明日羽 - 「第八十四話_彼が友達だから」に主人公の名前がくるであろう場所につぼみという名前(?)があるんですが誤字じゃないですか?間違っていたらすみません<(_ _)> (2022年9月18日 21時) (レス) @page47 id: 60a89d6d9f (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - のどかさん» そう!そうなんです!実はこの黒の時代を読み終わった後にアニメのエンディングを聞いてもらうと4年後の里見ちゃんの心境が語られているようにしたかったんです!!二重の意味で泣かせにいく構想になっているんです!! (2022年8月7日 16時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2021年1月30日 23時