episode３ ページ4
朝練が終わって、俺と工は学校へ登校した
｢おはよー指宿、五色｣
A｢おはよー｣
五色｢おはよう｣
適当に同じ学年の奴らととあいさつしながら教室へ向かう廊下で、俺と工は朝練のことについて話し合っていた
A｢工はブロックがやっぱり弱いな
スパイク、レシーブ、サーブは上手いけど、俺のスパイクも止めらんないようじゃ話になんねえぞ｣
五色｢それはお前のスパイクが成長してるからだろ！
春高予選前と全っぜん威力違うからな！｣
そりゃ、あんな結果出しちまったんだから生半可な練習してたら話になんねえだろ……
もっともっと、ブロックだけじゃなくてスパイクとサーブも磨かないと
A｢今日の自主練で太一さんと俺とで少し練習するぞ｣
五色｢ええ…………俺は次期エースとして白布先輩とスパイクの練習をしようと……｣
A｢守備も出来ない奴はエースとは呼びません｣
そんな雑談をしながら教室に入ると、いきなりクラスメイトの男子に声をかけられた
｢おー来た来た、指宿〜お客さん｣
A｢なに？｣
そこには別のクラスの女の子がいた
背が低くておどおどとした小動物みたいな子だ
そのクラスメイトに呼ばれて、カバンを机に置きつつ女の子によると、その子は頬を赤く染めながら一歩下がる
｢お前待ってたんだよ、な？｣
｢えっと…………はいっ…………｣
恥ずかしそうに頷く女の子を見て、俺は内心ため息をつく
A｢(はぁ……またか)何か用かな？｣
予想はしてるけど、俺はあえて何も知らないフリをして、笑顔で聞いた
｢あの、昼休みにまた大丈夫かな？
今はもうホームルーム始まっちゃうし……｣
A｢うん、わかった昼休みね
授業終わったら君のクラスに行くね(ﾆｺｯ)
何組？｣
｢５組です！じゃあ待ってます！｣
それだけ言うと、女の子は嬉しそうに自分のクラスに戻って行ってしまった
俺とクラスメイトの２人になった途端、そいつは後頭部に手を置きながら呆れたように言った
｢今度はあの子を泣かせるのか？｣
A｢止めろよ、俺は好きな人いるって言っただろ
てかお前、今月３回目なんだからそれ女の子に伝えろよ｣
｢それで泣かれたら俺が悪者みたいになるから嫌でーす｣
A｢薄情なやつ｣
ああ、仁花さんに会いたい
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そるてぃー(プロフ) - みのりさん» コメントありがとうございます(*´ω｀*)クリスマス特別番外編では仁花ちゃんとのイチャイチャを書く予定です( *´艸`) (2017年12月24日 8時) (
レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
みのり - はぁあああもうこの作品大好き(*´∇｀*) (2017年12月24日 1時) (レス) id: f7f972f947 (このIDを非表示/違反報告)
そるてぃー(プロフ) - 葵 日向さん» ただ今帰りました〜すごく楽しくて日本と違った刺激を貰えました(´艸`)これから更新頑張りますね！ (2017年12月13日 7時) (レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
葵 日向 - おかえりなさい！いいなぁー(￣^￣)外国行ったことなくてあんまり知りませんが笑 更新頑張ってください！ (2017年12月12日 17時) (レス) id: cf16b5d9e4 (このIDを非表示/違反報告)
そるてぃー(プロフ) - bookさん» ただ今帰国しました！これから更新頑張りますので、応援よろしくお願いします！ (2017年12月12日 13時) (レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そるてぃー
| 作成日時：2017年10月29日 9時
