無口な女優のそれから？それから？〜第5章〜

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　星「この組み合わせは映画の組み合わせなんだっけ？」

　「はい！俺っちとくーさんが相棒みたいな感じで奥平くんをくーさんが守るって感じです」

　星「相棒なんだ！うんぴったりだね」

　「うぇ！？やったー！！やったねくーさん！」

　『あ、え、うん！』
　
　星「え？守る役なの？黒野さんに任せたらもう命かけて守ってくれるよ」

　「え…怖いんですけど」

　『奥平くん引いてるじゃん』

　星「佐久間さんと黒野さんはテンションの高低差が結構2人とも違うように見えるんだけどね。例えば佐久間さんがわーって黒野さんに話してたりとか」

　「あぁでも現場でもそんな感じでしたよねいつも」

　『そうだね…』

　星「でも2人ともそのテンションの違いがあってもジグソーパズルみたいにテンションが一致してるから合わないことがない」

　「すごいじゃん俺ら！」

　『確かに…じゃ相棒役はぴったりだったんですね』

　星「…大体終わりましたが、あと聞きたいこととかありますか？」

　「俺はもう大丈夫かな！くーさんは？何かある？」

　『あー…じゃあ一応事故とか怪我とかこの先あったりしますか？』

　「大事ですねそれは」
　
　『うん大事だよね』

　星「あ！そうだったそうだった。黒野さんはこれから事故に巻き込まれる可能性が高くなるのよ」

　「やばいじゃん！」

　『えぇ…』

　ス「すごい嫌そうな顔してる黒野さん笑」

　星「今がえー4月でしょ。だから6、7月になったら外に出歩く時は車とあと工事現場に気をつけて」

　『外歩けないじゃないですか…遊びに行けない』
　
　「えくーさん外行く日なんてあるんですか？」

　『失礼だなぁ奥平くん』

　「いやでも俺っちもそう思った」

　『ゲーセンとか行くじゃん行く日あるって』

　「あぁそれは…ゲーセン行けないのは辛い」

　星「あとね8月に黒野さんにとって大事件が起きるの。でもこれは回避しようがなくて、黒野さん自身ももう気づいてるかもしれないんだけど」

　「わかる？気づいてる？」

　『んー…』

　星「何度占いで見てもこれは回避できなくてだれか怪我しちゃう。ほんとに気をつけてほしい」

　『回避難しいんですもんね…はぁ』

　「諦める？」

　『まぁ様子見』

　「なんでそんな冷静なんですか怖」

　「しょうがないよ奥平くんくーさん人間じゃないからさ」

　「確かに！」

　『ﾌﾊｯ』

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