よし、番外編へ行こう。と思った今日この頃。【文スト】 参。

お辛いバトル・曇天に笑う様リクエスト ページ3

織田作さんの文字変換で一番に出てくるお駄作っていうのが凄いムカつく。何でよりにもよってそれなんだよ。ふざけんな素晴らしい人だぞ。ていうただの愚痴です申し訳ない。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿


「凪」

「頼みがあるんだが」



織田作さんとジイドに真正面から云われたのは。



「何方の咖喱(カレー)が美味しいか食べてくれないか」


『……』



まあ、その、何というか。

一つ思ったわな。


お前ら四年前に殺し合ってたよな？？










『で、まあやりますけど……一体何故にそんなことに？』



訊ねると、織田作さんとジイドは似たような表情をしながら顔を見合わせた。やっぱりあんたら似たもの同士だよね、今めっちゃ息ぴったりだったよ。

まあその一瞬の目くばせで、どうやら織田作さんが事の経緯を話すことになったようだ。



「子供達に、俺とジイドの何方が強いか聞かれたんだ。今でもたまに模擬戦はやるが、決着がついたことはない。だから他のことで勝負をしようと」

『……だからカレー作り？』

「ああ」



何処で模擬戦やってるんだとか、怪我してないでしょうねとか、強さを聞かれてたのにそこからカレー作りに転換(シフト)するとかあんたらどういう思考回路してんだとか。

色々な言葉が頭の中を瞬時に通り抜けて行ったが、私は菩薩と化した表情で『了解です』と伝えた。


「何だその顔は」
『織田作さん達がド天然過ぎてしわ寄せが全部私に回ってくるんだな〜と悟った私の表情』


という会話があったか無かったかと云えばあると思えばあったし無かったと思えばないような会話だった。御免自分で云ってて意味判んなくなってきたわ。



『ちなみに普段作ってるんですか？』



そう私が訊くと、織田作さんは「たまに」と答え、ジイドは「ああ」と答えた。

ま、そりゃそうか。織田作さんは寧ろ作ってたのが驚きだけど、ジイドは店の手伝いだしな。


ちなみに審査員は私と子供達五人。辛め無しで、と云えば物凄く変な顔を織田作さんにされた。


いや……御免、御免て…………。でも皆結構大人だけど子供だから(？)……。

お辛いバトル　弐→←届かない。　・魔女猫様リクエスト

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