nectar《nrs》

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ふわり、桃の香り。

甘ったるいような、纏わり付く様な香りが鼻を掠める。

そっちの方をひと目見て思った。

『彼こそが、私の運命の番(あいて)だ』と。

ぱちり、目が合った。

目の惹かれる綺麗な翡翠色をした彼女の目を見詰めることしかできない。

彼女が俺から目を離した時に、身体の硬直が熔けて、高鳴っている心臓にやっと気が付いた。

その時に思ったんだ、

「彼女が、俺の運命の相手(つがい)だ」と。

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！attention！

：作者の妄想です

：何でも許せる方のみどうぞ

：お名前は借りているだけで、ご本人様とは全くの無関係です

：オメガバースになります。苦手な方は閲覧御遠慮ください

：検索エンジン避け済

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@_yqmo_

他作品
きみとぼくにラブソングはいらない!《nrs》

ハイジャック･サマー《nrs》

素敵な表紙画像は、雨宮しおり様から頂きました。
ありがとうございました！🙇🏻‍♀️執筆状態：完結

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