「文スト」俺には貴方さえいれば…「男主」「中/原/中/也」

またきっと明日がくる.13 ページ13

　
　
　
「ほぅ…………」



「なかはらさんは俺の恩人なんです。
そのなかはらさんが危険になるような事…したくないので。
例え、もしなかはらさんが殺されて俺が生き残っても…
俺は死にます。殺した奴等を殺してから死んでやります。」




「なるほど…君も生半可な気持ちではないということか…」



「……依存って…そんな物でしょう?」



そういうと、一瞬キョトンとした森さん…
そして、高らかに笑いだした…



「そうか………!依存か……!」



君は大分狂(イカ)れているんだな!
そう言われると、同時に、今まで静かに俺の後ろにいたエリスさんが声を上げた。



「できたわ!
Aのマエガミったらすごくナガくてテマドったわ!」



なんか、いつの間にか視界が開けていた…
後ろでエリスさんが縛ってくれたようだ…



「改めて聞かせてくれないか…?」



君にとって中原くんは…何だい?



「……なかはらさんは、家族です…
なかはらさんがそう言ってくれました。
ただ、傍に居てくれればいいんです。」



「そうか……家族か…………」



良い物だね………




　





　





　





　


なかはらさんは俺の恩人で、家族です。

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