ネクタイを緩めたら。【センラ】

センラ16 ページ16

志麻さいど




シャワーから上がると




すーすーと寝息を立てながら




ソファーで寝てるAちゃん。←



ってえ？！！



俺ベッド使っていいって言わなかった？！



女の子ソファーで寝かすとかダメやろ！




華奢な体を少し揺さぶり、



志「おーい、体痛めるぞー」




と言っても起きる気配無し。



しゃーないな、



志「よっと…」



お姫様抱っこなんてしたことないぞ。



しっかし軽いな。



しっかり食ってんのか？



と心の中で質問しながらベッドへ運んだ。




Aちゃんをベッドへ降ろし、




しっかり布団をかけてやり





俺はソファーで寝た。





翌日、しっかり腰痛めたけどな。



ーーーーーーーーーーーー


Aちゃんは今日も仕事だから、



朝早くに



「昨日はほんとにお世話になりました…！」



と言い、昨日の服のまま帰っていった。



でも流石に一回家に帰るだろう。




俺は休みだからベッドにダイブして二度寝した。




…まだあったかい。



しかも同じシャンプーを使ったはずなのに



布団から絶対俺ではない



いい匂いがした。



変態かよ、俺。




ほんのり感じる温もりに包まれて



眠りに落ちた。

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