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あのあと何事もなく普通に進んでいった。
ご飯を食べてお風呂にはいってゲームして……
まるで小さい頃に戻ったように騒いだ。
歯磨きもしていざ寝るぞとなったとき。
1つ問題が。
それは_________
『…………寝る場所どうしよう。』
「確かに……」
そう、寝る場所の問題。
「しゃーないし、一緒に寝よか?」
『は!?』
いやいやいやいやいやいやいやいや。
何を言っているんだこいつは。
好きな人と同じベッドで寝る!?
バカかよ!!!!
「それでええやんな!よし決定!」
『はぁ!?』
坂田はずんずんと寝室に進んでいく。
…………もう諦めるしかないか。
そう思い、私もしぶしぶ寝室へ向かった。
━━━━━━━━━━━━━━
「……狭いね。」
『お前がいるからだわ!!』
「しゃーないやろ!床で寝ろっていうんか!」
『お前外で寝ればよかったじゃん!!』
「はぁ!?絶対嫌!!!」
そんな幼稚すぎる言い争いができるのも坂田だけかもしれない。
この言い争いが心地いい。
そう思うのは私だけなの?
坂田_________
そう思い、坂田の方を向くとすやすやと寝ていた。
『寝んのはや………』
ふと坂田の髪に目がいく。
気になって撫でればふわふわとした綺麗な髪。
「ん……」
『あ、やべ………』
起こしてはいけないと思い、私も眠りにつこうとした。
そのとき_________
『……ん…!?』
坂田が腰に腕を回してきたのだ。
『は、こいつこんな寝相悪かったっけ…?』
坂田の腕を解きたくてもがっちりと回されていて解けない。
どきどきと心臓がうるさい。
『さかた……あのね______』
"______すき、だよ。"
「…………それほんま……?」
『…はっ!?』
恐る恐る坂田の方を見ると坂田が少し顔を赤くして微笑みながら私を見ていた。
あれ、坂田ってこんなかっこよかったっけ?
「…なぁA」
『……なに。』
「俺もすき。」
『へ……?』
坂田が言った2文字。
"すき"
『ほん、と……?』
「うん。やから……俺と付き合って。」
ああ胸が苦しい。
小さい頃からそうだった。
坂田は何か大事な事があるときは一人称が俺にらなる。
『……よろこんで。』
「嬉しい……!A、だいすき。」
2つの影が重なった。
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めろん(プロフ) - 翡翠さん» 了解しました!!更新をお待ちください!! (2018年11月26日 22時) (レス) id: 489fc326e0 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - めろんさん» 義理でお願いします! (2018年11月26日 21時) (レス) id: dd13c29d25 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - 翡翠さん» リクエストありがとうございます!兄弟というのは血は繋がってますか?義兄弟ですか?答えていただけると嬉しいです! (2018年11月26日 21時) (レス) id: 489fc326e0 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - リクエストなのですが、浦田さんで兄妹愛、性格は夢主が穏やか、浦田さんがツンデレでお願いします!最後付き合う って感じにお願いします。語彙力なさすぎてごめんなさい。わからないところは聞いてもらって構わないです。お願いします!! (2018年11月26日 19時) (レス) id: dd13c29d25 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - ノワさん» ありがとうございます(;;) (2018年11月6日 22時) (レス) id: 489fc326e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろん | 作成日時:2018年10月26日 18時