検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,128 hit

1-2 ページ2

「A、最近どうしとるん?」




さっき、家に彼の歌い手友達の人達が来たんだ


うらたん、志麻くん、さかたん、センラさん




『まあ、ぼちぼち…かな…』



「聴いたで。Aが歌上げとったの」




そっか。聴いてたんだ



『ちょっとAに提案あるんだけどさ、




俺らのライブにでてみないか?』





「え…、ちょ、ら、ライブ?なんで??」



「お前、けっこう有名なわけだし。」



『でも…』



「ええやん!!Aと一緒歌いたいのあるで!」



『ライブとか、やったことない。』



「そこらへんは、な?」



「僕たちがサポートしますよ!」









前は、夢だったんだ。




自分の歌を色んな人と一緒にリスナーさん達と楽しむ。






彼と一緒になって、それからは



彼と一緒に歌うことが夢になった。



『一緒にライブやったら楽しそうだな』



彼が前に言った言葉が頭に浮かぶ。








『考えとく。』と4人には返事をした。



正直、まだ彼がいなくなったことが落ち着いてない。





「ゆっくりでいいから。」




うらたんがそう言って4人が家をでていった。



















「なあ、A…」




志麻くん?





「あいつのこと、まだ、その…苦しい時期だと思うんやけど…



Aには俺らがおるで。いつでも頼ってな』







志麻くん…







ありがとう。わかってるよ。みんながいてくれてること。








言葉が喉まできてるのに









なぜ声が出ない。もし出したら、









ほら、涙が出てくる。

1-3→←1-1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , キヨ。
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:緋色 | 作成日時:2019年1月6日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。