浮気癖夫を振り向かせるには尽くすより嫉妬させろ！！【うらたぬき】

浮気してます ページ6

うらたSide
「…んん」

意外と暗めなあかりにうっすら目を開けるともう朝を過ぎていた。
隣を見るとAは居なくて、
寝間着が畳んで
おいてあったから出かけたんだろう

「…どうせ、買い物とかだろ」

そう根拠の無い推測をし
いつものように来る女のメールを適当に返してく。

「…めんどくさい」

返信すればすぐに帰ってくるLI〇E
これがAだったらすぐなんて返ってこないけどね…
その後俺は、ダラダラと起き上がり歌の録音などをした

…夕方…

「…♪」

最後のフレーズを歌い終わり

ふと時間を見るともう結構遅い時間だ、さらに雨が降っているので意外と肌寒い

「A…何時に帰るんだろう」

流石に遅い気もすると思っていると
ピロンっと、
聞き覚えの通知音がした

また女だろと思っていたら
送り主は坂田で、

“突然だけどさ、Aちゃん、雨で帰れないって駅にいるんだけどうらさん迎えこれる？”

という内容だった。

始めはなぜ坂田が知っているのかと思ったけど、その時は気にしなかった

少しモヤッとしたけれど

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